未来なんて、わからないよ、と言いたいところだけど。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
もうすぐ新築にお引越しされるお客様の家に、引っ越し前オーガナイズに伺いました。
その家で暮らすときの、家具の配置や、モノのあらかたの定位置を決めるためにも、
実際にお家にうかがって、片付けをして、不要なモノを取り除き、
引っ越しの荷作りも進めつつ、物量を量る大事な工程です。
■「今」の暮らし方と、「20年後」の暮らし方は違う。
今は子育て真っ最中のお客様。
オモチャや、絵本置き場、宿題をする場所などがリビングに必要となります。
子供さんがまだ小さいので、リビングに子供服も置きたい(着替えも頻繁だし、二階にいちいち取りに行けない。自分で着替えもしてほしいし、洗濯物をしまうにも一階が都合がいい。)
できる事ならば、子供たちには自由に遊んでほしいから、
ちょっと死角にあたる部分にキッズコーナーを作るのはどうかと提案しました。
↓こちらの事例によく似たパターン
すごく喜んでくれたものの、今回伺って、きちんとした図面を全部見た時に、
照明の位置やら、家全体の雰囲気を考えた時、
私の提案では、少し「家のクオリティ」と合わないかなあ・・・💦と(-_-;)
だって、とっても素敵な建築士が建てる風の和モダン住宅で、
広すぎると感じたリビングは、それなりに理由があるように思えたからです。
■家の「格」
家には、使っている部材やら、デザインなどによって、それなりに「格」みたいなものが違うのです。
スッキリした建築家風の和モダンの家には、
それなりの家具を、それなりの余白をもって置いてこそ、その魅力が生きる・・・みたいなこともあると思うんです。
ただ、今の段階では、
子供さんも小さいし、スッキリ和モダンの理想を叶えるのは実際問題難しいかもしれません。
「今」の子育て中のこのご家族にふさわしい家具配置と、
「20年後」、子供さんがオトナになったころにふさわしい家具配置は
違う場合があるのです。
素敵な和モダンを実現させるために、20年間必死で片付けながら、
もしくは、
「こんなはずでは」と思いながら過ごすのは、
しんどすぎる💨
けど、子育て中に合わせて家を建てる・・・というのも、期間限定なだけに違う気がする。
長期的なライフスタイルの変化に、うまく対応できる間取りを・・・なんて考えると頭がこんがらがるけど、
そんな間取りがあるとしたら、それがいいに決まっているよね。
しいて言えば、
いかようにも使えるような、
キッチンから目が届く範囲に、「裏方」のスペースが少しでもあれば、
家族のライフスタイルの変化にも、対応していけたのにな・・・・なんて、
思ったりした今日の作業でした。
なんせ、今の家は、
「24時間 舞台に出ずっぱり」の女優みたいな感じなんです。
全てが見せ場じゃあ、息も抜けない。
そんな風に感じるのは、
私がぐうたらだからでしょうか・・・・。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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