小さな家に必要最小限のモノを持ち込むとしたら、何を持ち込むだろう。
妄想してみるのも、なかなか面白いものです。
妄想癖には定評あり。
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。
■根深い「捨てないほうが得」という思い込み
なんだかんだ言って変われないのは、その状態が実は深層心理では、安心したり、気に入っていたりする事があるという事は、よく言います。
モノが捨てられない、という人は、「モノを持っていると豊か」というイメージが底にあるからかもしれません。
だから、頭では捨てたくても、心の底では、「手放して損をする」という事をとても恐れています。
手放すと、捨てた事を後悔しそうだ・・と思っていると、
捨てた後に、それが必要になる現実が起きる事を密かに願ってしまう。
そして、後悔する現実があらわれたら、「ほらね、やっぱり思った通り。捨てたら後悔すると思っていたのよ・・。やっぱり捨てなきゃよかった。」と、思い、自分の予想が正しかった事を証明する。
この思考は、なかなか強い。たとえ何百円かのものでも、
ずーっと保管し続けているコストよりも、そのモノを使う事が出来て、何百円か得する事の方を選んでしまうのは、冷静に考えたらとても正しいとは思えないのに、
日本人のほとんどが(アメリカ人もそうかもしれないが)、
そのまやかしの「捨てないでいると得するという思い込み」に
どっぷりと浸かっている。
■もし「保管料」が毎日かかっているとしたら。
では、もし、「捨てないで持っている」という行為に、「保管料」というお金が発生しているとしたらどうだろう。
保管料のうちわけはこう。
・毎日のあなたの空間の使用料
・モノの管理費(クリーニング・掃除・メンテナンス)
・モノを記憶する事による脳への負担
どうでしょう。この毎日かかると仮定した「保管料」、あながち想像だけのものではないです。実際にかかって来てますよね。
さらに、この上にあなたがこの世を去ってから、「処分費」50万~100万円
が、上乗せされるのです。
おー・・・。
でも、これらの事も、大方の人は実はわかっていて、
それでも「捨てる」となると、やはり二の足を踏むのは、
お金云々ではない、その「モノ」に対する思いも大きく関係しているから・・・💦
「捨てられない」メンタル、奥が深すぎるので、今日はここまで(^^)/
癖は気が付けば、もう癖ではない。
あなたは「モノを捨てると損をする。」という思い込みを選びますか?
それとも、「スッキリ片付いた快適な広々空間で、今、この瞬間をたのしむ人生」を選びますか?」
徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理
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