間取り図考えるの、楽しいよね。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
チラシに載っている建売住宅の間取り図や
賃貸マンションの間取り図を見るのが大好きな人って、います。
かくいう私も、そして私の母も、
昔から間取りを見るのが大好きでした。
目次
■施主の書いた間取りをそのまま建ててくれる会社と、そうでない会社、どっちがいい?

母の書いた図面をノートに貼っている私。セロテープの変色具合が時代を感じる・・・。
こんな私達だから、家をたてる時は
それはそれはたくさんの希望と、
余計な「シロウト間取り」をバンバン書いて設計士さんに伝えました。
しかし、そこは百戦錬磨のオジサマ設計士、
さらりさらりと私達の意見を聞流し、
毎回全く違う「自分なり」のプランをおくって来るのです。
「なんで私達の希望を聞いてくれないんだろう」そんな風に思いつつ、
設計士さんが出したプランを、またまた懲りずに
さらに改善(改悪?)しつづけ、
お互い譲らず打合せのたびに、やんややんやの攻防の連続でした。(最悪)
いやー、いまから思えば、大変にシツレイ極まる行為ではございますが・・・(ほんますんません)
家作りという夢に有頂天になっていた私は
相手がプロの設計士であり、
自分達よりも広い視野と今までの経験で
考えつくしたプランを出してきているのだ、
という事など頭からポーンと抜けていて
ひたすら今の「こうしたらどうかな」
という瞬間的な思い付きや、
その時に目にした雑誌の他の「素敵な家」のプランを
よく考えもせず設計士さんにぶつけていたのです。
■施主の言いなりにならず、プロなりの意見を出してくれるから「プロ」なんだ。
結局、私の家は90%設計士さんの案で進みました。
私の希望がするっと通ったのは、唯一キッチンのみ。
でも、今はとても家に満足しています。
なんだかんだ言って、私の希望はカタチを変えて織り込まれていたし、
私が考えもしなかった『無駄のない間取り』でスッキリシンプルに
しかも予算内にまとめられていて、
外観も素敵になっています。
もし、私や母の希望をあれこれ聞いていたら、もっと中途半端なものになったかもしれない。と、
昔のノートを見ながら思うのでした。
■プロの意見と自分の意見、どうバランスをとるか

考えれば考えるほど、細部にこだわりすぎているのがわかる。俯瞰できていないのが一目瞭然。
細かい事は、頼む設計士さんや、住宅会社によって違うと思いますが
共通して言える事は、
設計士さんとのコミュニケーションは、とても大切だが難しいという事です。
もちろん、お互いが考えを出しながら、
より良いプランを練り上げる事も、不可能ではないと思いますが
ほとんどの設計士さんは、はじめから
自分のプライドをかけて、「これは良い家だ!」と
いうものを自信をもって出してくるはずで、
そこには高いエネルギーが乗っているし、
おそらく細部までその人なりに考えられているのです。
だから
間取りを私のように勝手に書き換えるなんてことは
設計士さんのプロ意識をバッサリとやっているという事。
もちろん仕事だからプラン変更を言われるたびに、要望に合わせて変えていってくれるでしょうが
初めに乗っかっていたプロとしての「よいものを作ろう」というエネルギーはどんどん下がって
「お客様がいう通り作っておけばクレームは来ないだろう。どうせその人の家だし。」
という気持ちに変化していくであろう事を
私達は知っておいた方がいいと思うのです。
■「任せる」という勇気と、だからこそ初めにしておくべき大切な事
そして、設計士さんの能力や、プラン図の良し悪しなんて、すぐその場ではわからないものです。
私達シロウトとプロでは視点が違うからです。
だからこそ、出来る事ならばプラン図が上がって来てからあれこれと変更するのではなくて、
初めに、どんな家でどんな暮らしがしたいのか、
人生において何を大切にしているのか。
いろんな方向から、
自分達の価値観や願望をきちんと整理して「言葉」でしっかりと伝えておく努力
をするべきではないかと思います。

事前に夫婦の意見を一致させておくのは当たり前!
そうする事で、設計士さんの脳に、自分達の脳を同期してもらう。
私達が最大限努力するのは、そのプランを練る前の段階までで、
実際に設計士さんがプランを書き始めたら、
設計士さんを信じて「任せる」くらいの気持ちでいるほうが
結果的に良い家が建つ確率が高い・・・・と、
私のつたない経験からみると思うのです。
■家作りは買い物ではなく、チームで作り上げる「プロジェクト」

共に良い家を作り上げていきましょう。
まあ、これもあくまで「そうなる事の確率の方が高い」というだけで、
絶対こうしなくてはいけない、というワケではありませんよ(‘ω’)。
間取り図をいじるのは、レゴでおうちを作るみたいな感覚でとても楽しいし、
自分の家なんだから、好きに建てたいと思う気持ちも当然あるでしょう。
設計士さんの機嫌をなぜ取らなきゃいけないの?とも思うかもしれませんね。
でも、家って「お金を払っているほうが偉い」とかいう感覚で建てると失敗すると思うのです。
家を建てるのは、
上下関係のないチームで取り組む一大プロジェクトだと考えたほうがいいのです。
設計士さんだけではなく、取りまとめてくれる営業マンさんにかけている手間や負担にたいする配慮、
大工さんに対する敬意、さまざまな業者さんのおかけでやっと家が建っている事などを理解している事は
「あなたのおうち建設プロジェクト」のリーダーとして、大切な事なんじゃないかな(^^♪
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★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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