見せる収納には二種類ある。モノを見せるか、収納ボックスを見せるか。私の場合はどちらかというと前者。見せても素敵なものをそのまま置いて、そのまま使いたい。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
我が家のキッチンの背面収納は「見せる収納」です。
無機質なキッチンにちょっとした雰囲気をプラスして
オシャレ気に見せたいという「雑貨好き」マインドから
見せる収納を選択した私。
仕事でも撮影のための住宅のディスプレイ、
インテリア雑貨の店舗ディスプレイなども経験し
「見せ方」には人並み以上のこだわりがあるのでございます。
なので
今日はそんな「見せる収納を素敵に見せるためのポイント」についてお話ししてみようかと。
では、今日も張り切って、
レッツゴ❗️
目次
■受け入れるべき「二つの覚悟」

サンキュ❗️の紙面を見て実感。「ものが多かったな」・・・。反省してものを減らしました。隙間、ばんざい。
なんせ、「見せる収納」を選ぶなら
それなりの「覚悟」がいるんだよ。
じゃないと、秒でごちゃごちゃして見える。
特に注意すべきは以下の二つ。二つだけ❗️
・見栄えのしないものは置かない
まず一つ目はこちら。大原則。
「ダサいものは置かない」。
いや、もちろん自分の価値観でダサいダサくないは決めていいんだよ。
自分が好きならば、ちいかわのふりかけだってディスプレイしてもいい。
ただ、何気なく棚にテキトーなものを置くな
っちゅー話で
置くならば置くで、しっかりと考えて「魅せること」を意識しなくてはいけない。
ディズニーランドの土産の空き缶をおきたいならば、
それなりにいい感じに見えるように、似たような色のアイテムと合わせるとか、ね。
色々とやり方はあるわけよ。
なんせ、「テキトーに無意識にものを置くな。」
それが「魅せる収納」の鉄速だ。
これが出来ないなら、もうここで引き返していただきたい。(強気)
・収納力は諦める
あともう一つの厳し目提言はこちら。
「収納力は諦めろ」です。
素敵な「見せる収納」って結局、
収納ではなくて「ディスプレイ」なんよ。
で、
素敵に見せるには「隙間」が必要ということ。
高級、とか上品を目指すほどに
「隙間」は多い方がいい。
隙間が多いと生活感が良くも悪くも消える。
空間のゆとりは、心のゆとりだ。
もちろんその分、収納力は減る。
■プロ直伝・ディスプレイのコツ
・色を絞り込む
色はインテリアの最重要項目だ。
無印良品のように、色を極端に制限すれば、
それだけでなんか、オシャレげに見える。
少し上級になれば、「アクセントカラー」を一つ取り入れてもいい。
強い色なら、ほんの少しずつから。
柔らかいニュアンスカラーなら、ちょっと広い面積でも大丈夫。
カラーが入ると、俄然たのしくなってくる。
そして、それ以外の色は隠す。ひたすら白い布とかで隠す。忍者のように。
・小さいものを置きすぎない

小さなものをごちゃごちゃ置きすぎると、可愛いがチープさが漂い始める。
これは案外見落としがちなポイントだと思うが
みんな無意識でよくやっている事なんやけど
「小さな飾り物」を置きすぎるっちゅーのが
いまいちバランスが取りにくいのよね。

一つ一つは可愛いのに、種類が多すぎて難易度が上がっているパターン。
これも別に好きならいいんだけど
ディスプレイはちょっと遠くから見た時のバランスが結構大事で
そんな時に、小さいものが細々と並んでいると、バランスが取りにくいし
なんかチープにも見えがちなんよ・・・。
どうしても小さなものを置きたいならば、
それらが「塊」として一つの世界観を構築しているのを目指せばいいと思う。
その塊が、遠目に見て一つのアイテムのように見えたらスッキリカッコ良くなるかな。
まあ、あくまで「そう見えがち」というだけで、絶対ダメとかそんなのじゃないから
頭の端っこにでも置いといて。
・配置の法則を知る

見えない場所の収納ならば、上までぴっちり使って収納力をあげていこう。
あとはこちら。
「配置の法則」を知る。かな。
基本的に、黒くて重いものは下に、
白や透明で軽いものは上に置くようにすると
落ち着いた安定感が出る。
だから、黒いボックスみたいなものは下に、
棚の一番上には、軽い印象のものをほんの少し置く程度にすると
いい感じに収まる。
収納スペースの全てをシンデレラフィットで埋め尽くそうとすると
例えボックスが白でも圧迫感が出るので要注意だ。
しかし、あくまでそれは「見える場所」だけの話なんで
扉で隠せる部分に関しては、上までみっちり詰めてもらって大丈夫よ。
■まとめ
以上、色々とめんどくさいことを言ってきたけど
これもすべて「一つの美しさの定義」であり、
全てに当てはまることではないから
そこんところ、ご了承くださいね。
ただ、基本をまず知った上で、
そこからアレンジしていく方が、
「素敵」への近道になるかなと思って
今日はこんな話をしてみました。
私は
何もかも隠してスッキリ無機質な空間よりは
愛着のある道具が見えているような空間の方が好きだから
皆さんにも、ぜひ「見せる収納」の基本を知って、
自分らしい温かいインテリアを作り上げてほしいなと思います✨
ではまた❗️
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