ライフオーガナイズについて

「かもめ食堂」に見る日本人としての「軸」

日本人としての「軸」とかいうと、武士道?そんなん、もう今は無い。とかつい思っちゃうけど、そうじゃなかったね。

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こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

最近開設した「家作りブログ」で、ここんとこずっと「日本らしさ」と言う事について書いてますが・・・

「日本人らしい暮らし」って何だろう。

 

どうも最近「日本人」というキーワードが私の中でマイブームなんです。

日本人はどうしても謙虚で、自分の悪いところを直さなければ・・という、「欠点に目が行く」癖を持っているようで、それは片付けサポートに行っても感じる事ですが、

その癖が行き過ぎると、「頑張る活力」みたいなものまで持ってかれる、というのがもったいないんだろうなと思うわけです。

 

『かもめ食堂』に見る「日本人らしさ」

で、そんな中、Amazonプライムに『かもめ食堂』があったので、久々に見ました。15年ぶりくらい?

見た当時は、北欧の空気感にばかり目が行って「おしゃれー」とか喜んでいた私でしたが、改めて見ると

なんとも「日本人らしさ」が溢れた映画でした。

 

日本人らしさって、主張しない、細やかな気遣い、地味だけどおいしいご飯・・等、実際日本人である私たちにも、あまりにも普通すぎてわからないものなのかもしれませんね。

でも、かもめ食堂をみて、なんかそんな「日本人としての軸」がある主人公がとても魅力的に映ったのです。

日本人すべてが、そんな感じじゃないのは重々承知の上で、それでも日常の中で培われた「あたりまえ」が私たちを作っているのは間違いないのです。

しらないうちに、「日本人」としての文化を良くも悪くも刻み込まれて生きている。

 

だったら、その「ポジティブな部分」を意識して守り、「ネガティブな部分」は適度に薄めながら、これからの「日本人」を作り上げていくのが、これから世界とかかわっていく子供たちにとってプラスになるのでは、というのが今の私の考えなのです。

 

私が感じる「日本人の残念ポイント」

 

本来はどんな特徴にも「よい悪い」は無いのかもしれませんが、わかりやすく話を進める上で、私の考える「日本人」の残念な面とは、「変化・向上しようとする力を抑圧する力」かなと思います。

それは「みんなが同じだと安心する心」だったり、「他人と自分を比較してしまう癖」のせいだったりするかもしれないし、「相手を自分と同一化して過剰に心配する心(相手の力を信用していない)」かもしれない。

つまり、言い換えれば

違いを受け入れにくい」という特質が、日本人の足を引っ張っているように思うのです。

 

インスタのきれいな部屋と、自分を比べる。

片づけられない家族にイライラする。

嫁のすることが気に入らない。

 

他人と自分がくっついていて、境界線があいまいだからこその「一体感」や「安心感」や「阿吽の呼吸」や「以心伝心」なんだろうけど、これによって生まれる弊害ってものすごい。個人の苦しみもかなり生み出している。

 

だからこそ、少しずつでもいいから「違いを認める」という事を始めていかないと、たぶん「世界の中」には入っていけないし、日本人同士で餅みたいにくっつきあって、ダメなやつけなして、イケてるやつをうらやんで、勝手に凹む・・・を繰り返してしまうんじゃないか。

この想像、ネガティブすぎる?

 

ライフオーガナイズの「利き脳」は「違いを認める」をわかりやすく教えてくれる。

日本ライフオーガナイザー協会の2019年東京カンファレンス。各地のライフオーガナイザーが年に一度集まる。楽しかったな✨

 

だから、私は「正解は無い」のライフオーガナイズに惹かれたし、「利き脳」で伝えられる「みんな違うしみんないい」の感覚は、多くの日本人の心を楽にできると思っています。(海外では他人の事にあまり関心がないし、違って当たり前という感覚が強いそう)

アメリカ発のお片付け術が、一番日本人が解除したかった『こうすべき』『こうあるべき』を解除してくれるんだから皮肉なもんだけど、たまには「他者目線」て必要なのよね~(お片付けも←宣伝)。

 

過去の日本人がつないできた「暮らし」が今の日本を助けてくれている

一見無意味な思える習慣にも、実は意味があったりするからこわい日本人の先人の知恵。

 

と同時に、「こうすべき」「こうあるべき」のポジティブな面として、世界に誇る日本の衛生観念や、決まりを守り、他者への思いやりで自分の行動を律するという面が、今のコロナの影響を抑えている・・という面があると思うのです。

私たちにとっての「ふつう」が、宝物でもあるという事。

 

何が良くて、何が悪いか・・も、時代によって変わる。

でも、それらをひっくるめて、私たちは「日本人としてのふつう」という「軸」を、既に持っていると思っていいのかもしれない。

 

どんなにイキがって「日本なんて関係ない。優秀ならば世界のどこでも生きていける。」とほざいてみても(←うちの息子)

日々の暮らしの中でしみついた「ふつう」は、血肉となってあなた自身だ。

 

つまり、あなたが家庭でやっている、毎日の当たり前(手を洗う・片付ける・毎日風呂はいる・靴を脱ぐ・味噌汁飲む・・)こそが、数十年先の「未来の日本人」を作り上げているという事。

 

おっ・・ふ。

責任重大(-_-)。

だけど、見方を変えれば、日々の暮らしをあなたなりに作り上げて運営する仕事は、未来を作る大変重要なミッションということ。やりがいがある、とも思えませんか(^^。

 

 

 

 

徳島お片付けラボ

エクリュプラス竹内真理

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