ライフオーガナイズについて

「意味ある片付け」私が片づけを語り続ける理由

ちょっとだけ今日は「自分語り」。

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こんばんは

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

キラキラしているように見えるインテリアコーディネーターの資格よりも、「ライフオーガナイザー」というあまりまだ知られていない「片付け」の資格を表に出して活動しはじめてはや6年が経とうとしています。

私がなぜ、こんなにも「片づけ」について、

というか「ライフオーガナイズ」について、

こんなにも日々お伝えしつづけるだけの気持ちが持続しているのか・・・。

 

なんで「片付け」なの?と思う人も、たぶん多いのではないかと思うので

今日は私事ではありますが、そこんところを掘り下げてみようかと思います。

 

■「意味ある事」片付けがもたらす意味とは

こういう事に意味がないとは思わないけど、片づけの仕事って、こればっかりじゃない。

 

「やるならば何か意味のある事をしたい。」

とある会話の中で、そう言った人がいました。

 

お金のためではなく、名誉や権威のためでもなく、ただ自分のやっている事が、何か社会において意味を成す事・・・。

「意味ある事」の解釈として、私はそのように感じました。

 

そして私も、

「ライフオーガナイザー」という仕事に、なにかしらの社会的な「意味」を感じていると思ったのです。

 

だって

相手の「こうしたい」を引き出し叶えるライフオーガナイズは、

自分独自の片づけノウハウを自慢できるわけではありません

しかもお客様が「自分にでも出来る」と思ってもらえるようにするためには、

ライフオーガナイザーは自分というものをある程度「消す」というスタンスが必要になります。

 

本当に、『利他』の精神が求められる仕事です。

だいたいお金のためなら、この仕事は選ばないだろうし、

他人から格別憧れられるような仕事というわけでもない。

それでもこの仕事をずっと続けたいと私が思う理由は何なのか。

 

■普通に生きる人が真似しやすい、暮らし方の「型」を作りたい。

米を食べるくらいのレベルで共通する暮らしの「型」。

一つは、これ。

「誰にでも当てはまる正解は無い」というライフオーガナイズの基本理念とは真逆のように聞こえるから、今までジレンマがあったけど、

日本人の暮らしのベーシックな部分はやはり共通点が多いものです。

共通点が多ければ、悩みも似たようなモノになる。

その基本的な悩みを解決するような、新しい時代にあった「暮らしの型」はあってもいいのかと。

 

そして、それは「暮らしの悩みと一番多く向き合っている片付けのプロ」である、私たちが一番情報を多く持っているのではないかと思うのです。

 

だから、それを探求したい。

その欲求が私には昔からずっとあるのです。

 

■日本の「住文化」に蔓延する無駄を無くしたい。

地震が多いからヨーロッパみたいにはいかないだろうけど、もっとやり方はあるんじゃないか。

 

上の話ともリンクしますが、

「暮らし方」にある程度決まった、そして適切な「型」がないからこそ、

家を作る時に様々なアイデアを出して試行錯誤・・・というのが今の建築業界の現状です。

 

例えるなら、一億総設計士時代・・・。

でも、それって無理があります。

 

もちろん「住」にこだわりがある人は、ぞんぶんに楽しめばいい。

でも、そこまで知識も興味も特になく、ただ普通に家を手に入れたいと思っている人だって当然いるわけで、

そんな人にとっては、今の家作りはかなり負担であると言えます。

 

で、言われるままに普通の家を建てたら、使いにくいっちゅーね・・・(ビルダーさんごめん。つい毒が出た。)

 

また逆に、家作りに興味がある人は、家を盛りすぎるという傾向もあります。

デコレーションケーキの家はもう終わり

 

上手に購買意欲をかきたてられて、本来不要なものにお金をかけてしまう。

「これが良い家」という商売ベースの刷り込みもあります。

 

そして、短期的な流行を追うからこそ

その「良さ」が長続きしない。

 

日本の短期的な「家」のクラッシュ&ビルドの風潮は、

持続可能な社会を目指す・・・という世界的流れに対して、

非常にアカン感じであることを知っておいても損はないかと。

どないかせんとマズい問題です。

 

 

■「素敵な暮らし」ではなく「大切な暮らし」へのシフト

「大切」な気持ちの範囲を広げていくには、まずは足元から。

 

私は、基本的な「暮らし」とは、別に素敵でなくてもいいと思っています。

特別おしゃれでなくても、

特別高級でなくても、

みんなから憧れられるきちんとした暮らしでなくてもいい。

 

ただ、

「大切」であるべきだとは思うのです。

 

家族を守ってくれる家。

疲れをいやす部屋。

心地よく感じる家具。

使うたびに愛着が増す道具。

 

そういった

あなたと、あなたの一番大切な家族のために

一番近くで存在してくれる【モノ】に対して、まずは、

「大切だ」という気持ちを感じられる心のゆとりを持てるようになればいいな・・と思うのです。

 

そして、本当は【モノ】を大切にする気持ちを通して、

【モノ】じゃないもの

 

例えば、

家族と過ごす「時間」や、

家族以外のコミュニティ、

自分の親や、そのまた親、そしてそのまた親・・・

という歴史・文化に対する気持ちにもつながるかもしれない。

「八百万の神の国」の家

 

私たち一人一人が、「大切」という気持ちを広げていく事が出来たら、

この世界のかかえる問題すらも、

解決するんじゃないか。

■「2030SDGs」カードゲームで驚愕!バーチャル「地球の未来」体験

 

妄想力を働かせて、そんな事まで考えたら、

私が細々とやっているこの仕事も

しっかりと「意味ある事」であると、

こっそりではありますが

胸を張りドヤ顔の私なのです。

 

 

徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理

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