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憧れの南の大窓からの太陽の光たっぷりリビング、実はいろいろと難儀って知ってた?

南側にはできるだけ大きな窓を作りたい。ほとんどの住宅はそう、と言っても過言ではありません。ですが。

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みんな大好き「南の大窓」。
我が家ももれなく「南の大窓」。

こんにちは。徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

私も地元工務店に勤めていましたから家作りは大好物です。

南側にゆとりがあれば、

そりゃ普通、リビングを南に作りますよ。

そして、もちろん窓ガラスも最大限大きなものをとりつけて、

光が十分に家の中に入るように設計したいとほとんどの人がそうして家を建てました。

もちろん私も。

 

日中から電気をつけなきゃいかんくらい

暗い家なんて、ありえません。

その説に異論はありません。

でもねぇ・・・・。

 

 

■南の大窓からカーテン全開けして、直射日光を入れている家はほとんどない。

 

実は、その南の大窓を

カーテン全開けで常に直射日光をサンサンと取り込んでいる家って、

めったに見かけないのです。

 

理由はだいたいこの二つ。

・窓を開けたら、道もしくは隣の家から丸見えだから開けられない。

・直射日光がキツすぎるから開けられない。

です。

 

丸見え説については、

また別の機会にお話しするとして、

今回は「直射日光キツ過ぎ説」のほうを。

 

というのも、私もリビングの窓は、

ほとんどブラインドで半分常に閉めっぱなしだからなんです。

というのも、私がリビングで過ごす時に何をするかと言うと基本、

・テレビをみる

・こたつで本を読むか、書きものをする。

・ねる。

のいずれかの行動をしますが、

 

直射日光もしくは、結構明るめにしておくと、

超まぶしい!

そして、曇の流れによって、

明るさの変化ハンパない!

 

書きものをしていても、

「まぶしっ!暗っ!まぶしっ!暗っ!」

を繰り返したり、

寝っ転がるにも、

顔に光があたらないように影を探して必死・・・みたいな・・・・。

 

 

なんちゅーか。

 

人間て、ぶっちゃけ

あんまり直射日光あたるところって、くつろげないんだよね・・・。

 

我が家はそれでもカーテンではなくブラインドだから、

微妙な光の調整が出来るし、

さらに窓の上に庇があるから何とか大丈夫だけど

庇がない大きな南の窓を持つお客様の家は

なんと昼間から雨戸をしめて夏の暑さをしのいでおりました。

 

いやまじ、南からの光は強烈です。

 

 

■明るさを過剰にもとめる風潮は実は最近

中のほうはびびるくらい暗い。

そもそも、

昔の日本家屋はめちゃくちゃ暗かった。

 

かやぶき屋根の農家の家とか、

江戸東京たてもの園で見た事あるけど、

本当に中は真っ暗!

 

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」も読んでみたけど、

やはり日本の住文化は

「暗くてなんぼ」(←ざっくりした説明ー💦)

みたいなところがあったようで、

 

暗さの中でこそ引きたつ漆器の美しさや、

さらには女性の美しさ・・

みたいな美的感覚もあったよう。

 

まあ、さすがにそこまでは現代人の私には理解がちょっと及びませんが

 

 

それでも、

一昔前の古い喫茶店とか、

ホテルのロビーなんかは、

ちょっと薄暗いくらいの感じが素敵だったし、

 

一般の家でも南側は大概客間だったりしたもので、

普段家族が過ごす場所が光サンサンではなかったし

 

南側に居間がある場合でも

その外側に縁側があって、

光を適度に調節していたように思います。

憧れる✨縁側のある暮らし。

 

なのになのに。

今は、住宅の広告に使われるリビングの写真はみんなどれも開放的な窓全開の写真が満載!

 

なんなら吹き抜け部分全面窓

とかある。(写真見つけたけど、さすがにこの文脈で紹介するのは無理。)

 

あなたは運動場の真ん中で、くつろげますか?

それとも日陰のテントに入りたいですか?

光が当たると、あったかいけど、それ以上にまぶしいのです。暖房機能は、こたつで十分・・・。

 

日光サンサンが幸せリビングの絶対条件・・・

という思い込みは、強固すぎて私も今だに手放せませんけど、

本当のところ、直射日光を必要以上に求めるのは、どこかズレている感が否めない。

 

代替案として、例えば

■南の大窓にこだわりすぎず、反射光で柔らかい光を家全体に回す。

■軒を長くして直射日光を遮る。

■オーニング等の遮光アイテムを使う。

 

ちなみにこれ、

リビングだけの問題じゃなく、

二階の子供部屋にも言える事です。

 

休みの日とかに、

昼間っから学習机に座って勉強する可能性がある子供ならば、

日光ガンガンの南の部屋は

ちょっときついかもしれんよ。

責めて机を置く場所を考えてあげてね。

 

ちなみに私の仕事部屋は北にしか窓がありませんが、

夏は涼しく快適で、

冬もちょっと寒いけど、

光はずっと安定していて仕事をするにはとても快適です。

 

ちょっと一般的ではない説ではありますが、家作りの参考になれば幸いです。

 

【家作り中の方必見】失敗しないしコストダウンも出来る一階ファミリークローゼット(ファミクロ)の作り方

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