子供のお片付け

【持論】子供の片付けは「親子関係」が9割

こんばんわ。

徳島お片付けラボ

エクリュプラス竹内真理です。

 

「親子お片づけ教室」のご要望が高いと感じる日々です。

これから年末年始にかけて開催されるセミナーの内容は、ほとんどすべてが「親子関係」。

 

子供が片づけてくれないのが悩み・・・とのことですが、

結局は「親子関係」の悩みなんじゃないかな・・・💦と考えれば考えるほど

思うわけです。

 

 

■「また言ってる」と思われていない?ママの言葉の「空気化」

よくある「押し入れ下にオモチャコーナー」。
きれいに片付いているけど、子供が管理するには少し難しそう。
当然子供は『片付けはママの仕事』と思っている節が・・・。

子供は散らかしてやろうと思っているわけじゃない。ただ、意識していないだけ。

ママはめっちゃ、床に散らばったオモチャにフォーカスを当てているけど、

子供は気にも留めていない。ママのご機嫌にも、「いつもの事」と無関心。

毎回同じセリフで、感覚がマヒしているのです。

 

子供の関心ごとは、常に「自分のしたいこと」。

 

そんな感じの子供に向き合うのは、そりゃ疲れますよね。

 

大人としては、ご飯、お風呂、お出かけのタイミングに

するっと片付けを始めて欲しい。

 

 

さあ、どうすればいいのでしょうか。

 

 

■【子供の気持ち】出しっぱなしのほうが効率がいい。「どうせまた遊ぶし」

片付けようにも、
その「おもちゃを置く場所」が設定されていない。

端っこに寄せるのが関の山です。

子供が散らかしたまま放置するのには、訳があります。

それは「またすぐ、続きをするから。」

寝る前に片づける?明日また、続きをするのに?

お出かけだから、片づける?お出かけって、ママの都合デショ?

本当はぼくは、ここでずっとあそんでいたいんだけど。

ご飯だから片づける?すぐに食べるから、このままでイイんじゃね?

そのあと風呂に入る?もう・・めんどくさい・・・。

 

ずっと遊んでいたいんだよ。ぼくは!

 

 

 

■子供理論から見たら、オトナの言い分は矛盾だらけ。

たくさんのおもちゃの中から
「お気に入り」だけを選んで棚につめている様子。
小さくてもはっきりと「自分の大好き」がわかります。
そして、詰めている姿は真剣そのもの。
大切なものは、大切に扱いたい。
散らかしているという事は、大切じゃないか、
モノが多すぎて子供のキャパを超えているのです。

子供理論から見たら、オトナの言い分は矛盾だらけな事がわかります。

ただ『片付けなさい』といっても、こりゃ分が悪い。

「いつもスッキリきれいにしていたい」「お客様をいつでも上げられる家に」なんて目標に、

子供は別にメリットを感じていないんですから。

 

だからこそ、『片付け』なんて、子供の中で優先順位が下の下になってしまう。

 

私たちオトナが、まずやる事は

「自分たちの主張は、オトナの都合に子供を合わせようとしているというエゴに「しつけ」という飾りをつけて、親の権限を振りかざしているだけかもしれない」と自分を振り返ってみる事ではないかと思うのです。

 

■「あなたの考えを尊重している」というスタンスから開く扉

 

赤の他人の私には、素直な目を向けるのに、

母親が発言すると、ふっと心を閉ざす子供たちをよく目にします。

 

私が『片付けの先生』という立場を取っているから・・・という一面はもちろんあるでしょうが、

『片付けのやる気』の炎を一瞬で消してしまっている「お母さんの言葉」とは一体何か。

 

「子供の片付け」問題を解決するのは

単なる収納の工夫だけでは無理・・・。

子供たちの心を「お母さんに言われて動く」「お母さんに反発して動かない」のどちらかではなく、フラットに「自分の考えで動ける」子供にするためにはどうすればいいのか。

そのカギは、お母さんが大事に握りしめている一つの「思い込み」にあるような気がしてきました。

 

それは「私が何か言わなければ子供は片付けをしない」という思い込みです。

 

それは同時に「指示をしなければ動けない無能者」と、子供に言っているようなものです。

そんなあなたの心理を、子供が気が付いていないと思っていませんか?

 

 

「あなたの考えを尊重している」というスタンスからしか開かないこの「子供のお片づけ」問題解決の扉。

 

今後も地味に考えていきたいと思います。

 

 

 

徳島お片付けラボ

エクリュプラス竹内真理

 

 

 

 

 

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1970年徳島県生まれ。

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インテリアコーディネーター、ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーの資格と、家具販売、工務店勤務、ハウスクリーニングの経験を生かして、お部屋をお客様にとっての「一番大好きな空間」に変えるお手伝いをいたします。

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図面と写真をお持ちくださいね~。

お悩みのお部屋だけではなく、お家全体の間取り図があった方がより詳しくご相談できます。

ちなみに写真は、普段の状態を撮ってくださいね。

 

片付いていないところを見られるのは恥ずかしい?

そんな事は全く心配なさらないでくださいね!

片付けが滞るのは、それなりの理由があるのです。

その理由がわかれば、半分解決したようなもの。

 

そもそも、「片付いていない」という問題に向き合う勇気を出して、

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