お片付け

「他人のゴールイメージ」を「自分のゴールイメージ」と思い込んでしまっている可能性

ほとんどの人がそうだと思う。もちろん、私も。

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

この世で一番難しい質問は

「あなたはどうなりたい?」

というヤツなんではないかと

最近思います。

 

なぜかというと、大概の人は

自分の「理想のゴール」と思い込んでいるけれど

実は「他人の理想のゴール」を強烈に信じて

「そうならねば負け犬」みたいに思っているフシがあるからです。

 

 

■身の回りに溢れている「他人の理想のゴールイメージ」

 

単純な例でいうと

絵にかいたような素敵夫婦と素敵キッチン。こんな夫婦、現実にいるんかしら。

 

こんな写真を見たら、次の瞬間「これがあるべき理想のゴール」みたいに思っちゃうわけ。

 

で、これと自分の生活とを比べて

自分ちの、ゲームばっかして動きもしないダンナの背中を見て

ため息をついたりしちゃいそうにならない?

私はなってたよ。

 

本当は毎月お給料もって帰ってきて、

寄り道もせずにまっすく家に帰ってくる旦那様なのにね。

 

ダンナ『どこまでハードル上げたら気が済むんじゃ!』

 

 

■息を吸うように洗脳がかかる

 

 

「私はそんな風には思わない」、と思うかもしれないけど

日々いろんな角度で視覚的情報が送り込まれつづけている私達は

たくさん洗脳され過ぎて、

ある程度理性で

「これは現実じゃない。虚像のイメージだ」とブロックしたとしても

油断すると、心にスコッと入り込んでしまって

 

ふっ・・と

「リビングは開放的で広くなければ素敵じゃない(◎o◎)」

とか思っちゃう。

 

その証拠に、今は昔みたいな6畳くらいの居間とか、ありえ無くないですか?

でもほんの40年~50年前の昭和の頃は、

6畳の居間でこたつを中心に、

特に不足なく十分家族がテレビを見て過ごしていましたよ

(ちなみに私の子供時代なんて4.5畳の居間でしたが、家族4人で楽しく暮らしていました。)

 

そのころの私の感覚からしたら、

「20畳も居間があって、いったい何をするの?逆に落ち着かない」

思ったでしょう。

 

もし、「住宅会社の打ち出す戦略になんか洗脳されていない。

私は自分の価値観で広い解放感リビングを求めているんだ」としても

なら、

「広い解放感リビング」

「しっぽり籠れるホコホコ家族の居間」も、

どちらの価値観も同じように生き残っていて、

他にももっと様々な「家族のカタチ」があるはずなのに、

 

今、住宅のカタチが

こんなにも画一的なのは

これ如何に。

 

「リビングは明るくて、広くて、開放的なのが素敵ライフ」

 

という刷り込みを

みんなが受けいれてしまっているからじゃないの?

 

 

それから、毎回言っているけど

Instagramの「白いBOX収納」や、

カットソーがこんまり畳みで色順にならんでいる美しい引き出し

なども、油断すると

「こうでなければ失格」などと勘違いしてしまう。

 

というか、油断するもなにも、

見せられたら「これが正解なのね。素敵(◎o◎)」

とあっさりと受け入れ過ぎていないか。

 

 

■まずは「それが唯一の正解なの?」と問う訓練をする

それっていい事ばっかりなの?

多くの自己否定は、

ある一定の平均水準と自分を比較して

それより自分が劣っているかどうかで発生するんじゃないかと思う。

 

でも、問題なのは

今の「一定水準」と思われている事が

メディアやSNSで発信される事で、

とくに、SNSだと、

「隣のママ」感覚で普通の人が素敵ライフを発信するもんだからタチが悪い

 

だから、その「素敵ライフ」自体が唯一の正解なの?

SNS素敵ライフママの価値観自体を

いったんリセットしてみるといいと思う。

 

難しいと思うけど、

例えば

「やりすぎは毒」という価値観を一滴入れるとうまく行くかもしれない。

 

■「やりすぎは毒」という価値観

例えば、「真っ白すぎて目が痛い」とか。

 

 

素敵ライフも、「やりすぎは毒」。

だって、一緒に住むダンナとか息子が、その素敵ライフを壊さないように戦々恐々で暮らしているかもしれないもんね。

 

広い解放感リビングも「やりすぎは毒」。

普通に考えて、冷暖房光熱費かかるだろうし、掃除も大変だし、

なにより、座ったままいろんなモノに手が届かないよ?

 

みんながみんな広い空間じゃなければ落ち着かないのなら、

カプセルホテルや漫画喫茶はそこまで流行らなかったはずじゃない?

 

ディスる・・・という意味じゃない。ただ

自分は、他人の価値観で洗脳されまくっているのだ・・・

と、自覚する事で、初めてそこから抜け出せる。

 

それを解いてから、やっと

自分はどうしたい?という質問に

真剣に向き合えるようになるんじゃないかと思う。

 

 

実際、私も、すぱっと答えられないもん。

ふつうに洗脳されて「50代はこうあるべき」とかに縛られて生きている。

 

でも、「やりすぎは毒」だとしたら、

頂点を極めるのではなく、

あなたの塩梅でやっていく事こそが

ベストだと言える。

 

実際、そんなもんじゃないかなと

思うんですよね。

 

あなたはどう思いますか?

 

 

 

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