お片付け

お片付け問題「慣れ」と「あきらめ」

「慣れ」や「あきらめ」はこわい。

自分の可能性を見誤るから。

「自分はこれくらい。」生ぬるい自己評価とともに、本当の「現状」から目を背ける。

 

一番細く見える角度でしか、自分を鏡で見なかった過去の私。現状と向き合わない事に慣れていたからこそ、
平気で菓子パンを食べていたのだろう・・・と思いいたる

徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理です。

 

お部屋が散らかっている状態にも、「慣れ」は生じるし、「あきらめ」も簡単に忍び寄ります。

そんな時は、思考が巧妙に「言い訳」を繰り出してくる。

「でも・だって~だから無理。」

言い訳で語尾が終わるなら、それはまだお片付けスイッチが入っていない証拠なのだから、

私たちの出番ではないのだけれど、

 

「慣れ」や「あきらめ」状態にある方たちに、本当に私は何も出来る事は無いのかな。

と、最近とくに思うのです。

■「傷つくのが嫌。」

誤解を承知で私の推測を書きますが、

多くの「オーガナイズサービスに興味はあるものの、実際に呼ぶとなると二の足を踏むというお客様の底の心」

単純に言って、これに尽きるのではないかと、思うのです。

それは、

「傷つくのが嫌」

という事。

 

本来のオーガナイズサービスのもたらすメリットをトータルで考えたら、

金額はさしたる問題とは思えない。

 

どちらかというと、「傷つく」という底の恐怖が、「壁」の正体だと私は思う。

傷つく事を選ぶくらいなら、どんな状況でもあきらめて現状を見てみぬふりして、慣れていく事の方が楽・・・。

 

そんな気持ちが伝わってくる。

 

■ライフオーガナイザーは、お客様を傷つけない教育を受けている。

だからこそ、ライフオーガナイザーは、「お客様を傷つけない」という事をしっかりと伝えなくてはいけない。

それが「あきらめ」という形で、現状を選び続けるしかない潜在するお客様に、できる事の一つだと思う。

 

オーガナイズサービスの中には、

「お片付けが苦手」なお客様と、「お片付けが得意」なプロとの「格差」は存在しません。

オーガナイザーは、山登りのための案内人のようなものなのです

 

あなたを傷つけるために、お宅に伺うのではない。

私の持つ知識を、あなたにひけらかし、お片付け能力の高さを見せつけるためにお宅に伺うのではない。

私たちは、あなたの中にしかない答えを引き出すために、あなたの話を聞くために、お伺いするのです。

 

 

徳島お片付けラボ エクリュプラス竹内真理

 

 

 

 

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