パートナーシップ

「男女平等」を目指してはいけないと思う理由

男女平等は大切な概念だ。それは間違いない。私も異論はない。

でも、それ、本当に実現可能なの❓

 

 

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

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「家庭科の授業を

男子生徒も受けるようになったのは、

今から七年前なんだってよ」

私の友達の学校の先生がそういった。

 

動画などを見ても、

今時の男性が家事にもとても協力的で

子育てもすごく参加しているのは

客観的に見てもよくわかる。

 

家庭科を学ぶようになったというのが

昨今の男性のハイスペック化の一つの要素なんだとしたら

非常に嬉しいことだ。私も頑張らねば✨

 

 

でも、今語られている論調で

何でもかんでも数値で「男女平等」を叫ぶのは

ワタクシ、ちょっと違うと思うのよねーー。

 

 

 

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🔳「男女平等」は詭弁

 

男女平等や、ジェンダー平等、夫婦別姓についても家庭科の授業で習う。

 

でも、わたし、男女平等について、先ほど述べたように、

少し疑問を感じているのよね。

 

もちろん男性が偉い、もしくは女性の方が偉い、などとは1ミクロンも思っていないよ。

でも、「平等」を目指すのは無理なんじゃないかってこと。

 

その理由としては、「体の作りが違う」ということ。

 

まず一つ目として

女性は「生理」という大きなハンデを抱えている。

 

毎月一週間ほど腹痛をはじめ、

ナプキンを持ってトイレに頻繁に行かねばならんとか

何なら生理が始まる前から

謎のメンタル不調や体のむくみなどによる体重増加や

便秘など、さまざまな要素によって悩まされる。

 

そして、

本人が子供をつくることを選択すれば

女性だけが10月10日の間、

どんどん膨らむ腹を抱えて

不自由な思いをしつつ、

体調も多かれ少なかれ崩し、

度重なる検診も受け、

出産本番には命をかけることを余儀なくされる。

 

ざっとあげても

これだけのハンデを女性は抱えているのに、

 

そこには一言の言及もなく、

「仕事は男性と同じことを期待されるべき」

「男も女も関係ない」

「女だと言って甘やかすのは失礼」みたいな感じ、

おかしくないか。

 

いや、女性もよ❓

「生理なん❓」と言われてなぜ腹を立てる。

 

生理は、

子供を産むという一生に数回の一大ビッグプロジェクトのために

人生の三分の一を埋め尽くすエンドレスな準備なんよ。

 

生理が終わったからこそ感じるが、

生理ってまじでしんどい。

終わって今、めっちゃフリーダムだもん。

 

そして、産まない人でも生理は来るんよ。

子孫を残すために、女性みんなが選択の余地なく

スタンバイさせられている。

 

そして、謙虚にも女性たちは

文句も言わずに、そのミッションを遂行しているのよ。

苦しいとも言わず、生理であることも隠しつつ、

ただ黙って、苦しみと戦う。

 

本来ならば、

生理であることは、素晴らしい事であり

人類からすれば、

「毎月毎月、人類存続のためにご苦労くださり、ありがとうございます」

と拝まれてもいいくらいのものだ。

 

 

 

もちろん、一部の女性礼賛とも違うよ。

女性は子宮を持つ神。何でも許される、・・・などとは思っていない。

女性一人では、子供を産むことは出来ないし

その後、女性一人では、安全を守ったり、大人になるまで育てることも難しいからね。

 

安心して幸せに生きていくには男性の守りがどうしても必要だ。

 

 

男女平等を叫び、

今の社会は男尊女卑だという人には

私はこう聞いてみたい。

 

「ならば、戦争にも男女平等を適用するのか」と。

 

女性の生理や命を削って子孫を残す仕事をしているのと同様

はるか昔から、

危険なことや力の必要なことは当たり前のように男性が命を削って担ってくれていたんだ。

それも黙って。

 

家族を養うために、外で働くことを一身にになって頑張ってきた世代もいる。

その間、いろいろ不満はあったにせよ、

社会の厳しさや荒波から隔離された安全な家で子供と過ごすことができた女性だっていたはずだ。

いい悪いは別としてね。

 

 

物事には、必ず

良い面と悪い面の両方が存在する。

時代によっても価値観は変わる。

一面だけをみて、「これは良い」とか「悪い」とか

言えるはずがないんじゃ。

 

 

 

🔳お互いの違いを認め、尊重し、感謝し合う

 

・・・的なことを、もっとお上品な言葉に変換して

「と先生は思うんだよ。

みんなはどう思う❓」と授業で聞いてみた。

 

「平等は男女が同じ条件でないから難しいのでは、と思う。

でも、得意なことが違うからこそ、

その違いを尊重し、感謝し、助け合うことができれば

いいんじゃないかって思うんだ。」

 

 

夫婦のリアルないざこざや

不満を積み重ねてしまった後の大人には、

到底受け入れられないような理想論すぎるピュアな意見も

高校生にはまだギリ届くみたいで、

 

その後の感想文では、

ちゃんと受け止めて自分なりの意見を

みんなが書いてくれていた。

私のこんな話を、

全員がちゃんと聞いてくれたんだ。

そして共感してくれた。

めちゃ嬉しかった。

 

 

 

本当は、お互いの「ありがとう」の言葉さえあれば、

私たち大人も

こんなふうにはならなかったと思う。

 

そばにいてくれて、ありがとう。

ご飯、作ってくれてありがとう。

私たちを守ってくれてありがとう。

子供を産んでくれてありがとう。

 

男と女は、二つで一つなのに、

役割が違うからこそ、

命を産み、育て、幸せを拡大していけるのに。

 

同じになってしまったら、

平等を求めてしまったら

常に「どっちが損をしている」みたいな対立を生み出して

女性はさらに疲弊し、

男性は尊厳を失い、

何もいいこと無い社会の出来上がり

 

みたいになるんでは無いか。

それを、この目の前の子供達には

繰り返さない道を模索して欲しいんだ。

 

 

 

まあ、いろいろ持論をぶちかましてしまったが

最後に女性に対して後一言、物申させていただきたい。

 

「女性」とついたら怒るのは

あなた自身が、女性である自分のことに

誇りを持てていないからなんでしょう。

尊厳を持って自分を認識できていないんでしょう。

 

女性であることを「劣等」と見なしている限り、

幸せになんか、なれやしない。

 

 

この世に生を受けたことにただ感謝して、自分の役割を遂行しよう。

男性とは違う別の重要な仕事を、私たちは担っている。

お金だけの尺度で物事を測る、薄っぺらな世界から脱出しよう。

 

家事も育児も、たとえ誰に感謝されなくても

素晴らしい重要な仕事であると、

自分がわかっていれば

いいんだ。

 

 

 

と、過去の文句ばっかりの私に

タイムマシンで飛んでいって、

言うてやりたいわ。

 

 

 

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