片付け業界が「捨てる」を安易に推奨することに
私は危機感を感じている。
一日一個捨てる❓
一気に捨てる❓
捨てれば運気が上がる❓
ちょっと待てよ。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。
さあさあ、今日も前回に引き続き、先日のブログの補足バージョンです。
現在、多くの人が片付けに悩む理由は個人の問題ではなくて
社会的な問題でもあるっていう話。
その一つとして、
・「大量生産・大量消費」資本主義社会の歪んだ構図
をあげたんだけど、
詳しくお話しする前に、まずはこちらの動画を見ていただきたい。
消費経済の授業でこちらの動画を生徒に見せたら
衝撃すぎて、他の話が全部吹っ飛んで
「ゴミ・ヤバイ」という頭になってしまって
「もうゴミ捨てたらダメかも」みたいになっちゃって
いいのか悪いのかわからなかった話なんだけど
まあ、少なくとも
「ゴミをこれ以上出さないようにしながら生きるにはどうすればいいか」
と考えるきっかけにはなったと思う。
本当に、こういうヤバイ話は、
なかなかテレビでは流れないし
学校でももちろんそんなに教えたりしない。
(海洋プラスチックごみや、海亀の鼻ストローは教えるけど・・・)
なぜなら、こんな話を知ってしまうと
さっきの生徒たちのように
みんながモノを、特に「使い捨てになるようなプラスチック系のもの」を買うことに罪悪感を感じて
消費が下がるからではないかと勝手に推測する。
みなさんもご存知の通り、
日本のメディアは企業からの広告費で成り立っており
企業はもちろん「モノを売りたい」わけだから
国民の消費マインドを下げるようなことはテレビには流さないし
学校にもそんな規制が入るのだろうか。
私がここ数年ずっと言い続けているファストファッションの闇なんかも、
まだまだ知らない人の方が大半だ。
当然だ。ユニクロのCM、流せなくなるからね。
衣類を作るだけで、地球にどえらい環境負荷をかけるのに、
せっかくそうやって作った服を猛烈に捨てている現状は、知れば知るほど恐ろしいが
服だけではなく、単なるプラスチック製品でもこうやって鬼のようにゴミとなり、
国内で処理しきれずに、どっかの知らん発展途上国に押し付けている・・・と知ったら
あなたはどう思うだろうか。
🔳自分の身近な範囲から
もちろんこのような環境問題に関しては
大きな視点も必要だが、同時に小さな「足元視点」が必要となる。
例えば「片付け業界」に視点を移した時に
「古着でワクチン」はお勧めしても
安易にプラスチックケースを大量購入するのはもうやめようよ。
と言っている人はまだ少ないんじゃないかと思う。
例えばずらりと綺麗に並んだビジュを作るために、
古くてダサい収納ケースを捨てて、新しく買い直したりする人も多いのではないかな。
それを否定したいわけじゃないけど
ただ、ちょっと立ち止まって考えて欲しいという問題提起がしたいんだよ。
ボックスに入れなくてもいいようなものまで、
白いボックスに入れている人、いない❓
おそらく、プラスチック収納ボックスの消費は、
私たちの「片付け整理収納ブーム」によって
格段に増えたんじゃないかと思っちゃうんだ。
私はこの動画を見たときに、
これらの責任の一部は
私たち片付けのプロの増加も
多少あるような気がして胸が痛んだんだ。
「捨てろ圧」をかけないのがライフオーガナイザーの信条ではあるけれど
一般的には片付け収納のプロはどうしても
「捨てる」ことを良しとしてお勧めするようになってしまう。
それは片付けるために、仕方がない部分もあるんだけど、
大切なのは、捨てて片付けた後に「買い方に変化が生まれるかどうか」なんだよ。
そのためには自分が捨てたいと思ったものに対して、本当の意味で向き合い、
「捨てる」痛みをしっかりと味わい、今後の自分について、考える時間を取らなきゃそうはならないと思ってね・・・。
🔳たくさん作ってたくさん売らなきゃ成り立たない「資本主義社会」
まあでも、こんな世界を作り出したのは
今が「資本主義社会」だから、と言うのが一番大きな理由だ。
「売る機会」損失をしないために、
必要以上のものを作り、余ったものは捨てる。
私たちが当たり前に享受している
「すぐ・安く・どこでも買える」を実現するために、
影でどれくらいの犠牲が払われているか。
初めに見せた動画の惨状は、
私たちの願望が作り出したものだ。
だから、自分たちが変わらなきゃいけない。
流行に踊らされない。
ずっと使えるものを選ぶ。
あとは「捨てる時自然に帰るものを選ぶ」も大切かも知れない。
ヒントは昔の日本にある。
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