子供のお片付け

2025年版 失敗しない子供のお片付けマニュアル(幼児期)(高校生)

子供は片付けできないわけではなくて、「片付け」に対する意識が育っていないだけ。

その「意識」を育てるのは親の仕事だ。

 

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。

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子供のお片付け教育は

親の最大のテーマの一つだと言ってもいいと思う。

 

その証拠に、大概の場合「片付け」というと

子供たちは一斉に「えー」といやそうな顔をする。

親に「片付けしろ」といつも言われていると口を揃えていうのだ。

 

そもそも大人としても

片付けとは社会から強制的に押し付けられた

「しなくてはいけないもの」

というふうに思っていないだろうか。

 

例えば

「人に見られたら恥ずかしいから片付ける」

というようなイメージを大人が持っている場合、

人の目なんて気にしない子供は

片付けをする意味を見いだせないかもよ。

 

 

ということでここからは

まずは子供というものを改めて分析するところから始めてみよう。

 

 

🔳子供の前提条件

 

・2歳から3歳くらいまでには「整理された空間」を喜ぶ感性が育っている

 

とはいえ、実は

子供は別に散らかっていることに無頓着なわけではない。

 

どんなに小さくても、

自分たちの部屋が綺麗に整っていると嬉しく感じる。

 

自分がいない間にママがオーガナイズして

保育園から帰った時に、自分の家が綺麗になっているのをみた子供達が

大喜びした・・とか

それをきっかけに自分も片付けに意欲的になった・・・とかなどの

こどもたちの大きな変化を何度も見てきた私としては

 

子供は散らかしていても平気だと思っているわけではないと断言してもいいと思う。

 

ただ、自分ではどうしたらいいかわからないだけなんだよね。

 

また、反抗期には

ママのやりかたを一方的に押し付けられることを

反射的に嫌がって反抗してしまう一面もあると思う。

 

 

・子供によって「きれい」のレベルは違う

 

そして、例えうまく誘導して自発的に子供達が片付けに乗り気になったとしても

その結果が、ママの満足するレベルになっているとは限らない。

 

そこで「なんでちゃんと並べないの❓」とか

「もっとこうしたらいいのに」などと

下手にアドバイスとかされたら、

それだけで嫌になる可能性もある。

 

「きれい」の価値観は人によって違う。

ママはママの範囲を、楽しそうに、美しく整えている背中を見せて

「ママみたいにやりたいな」と思わせて影響を与えることを目指すしかない。

 

 

・「自分の空間」だと思うことができれば大切にする

 

ある程度自我が育ってくると「あなたのスペースだよ」と責任を渡してあげるのが一番効果的だと思う。

小さいうちは

そのままポン、と責任を渡すだけではなくて

初めは一緒にその空間が素敵になるように、アイデアを出してあげて

子供の意見を汲んだ「片付いたゴール」の叩き台を作ってみてもいい。

 

その時に

「その子のキャパに応じた空間の広さとモノの量」を見極めるのが肝で

間違っても、ママの片付け収納の力を総動員してハイレベルでビューティーな

仕組みを作り上げたりしないことが大事だ。

 

あくまで「子供がその段階でできること」を目指す。

管理するスペースが大きすぎたり、ものが多すぎると

「無理」となってワクワクしないから

初めはほんの小さな「棚一つ分」とか「部屋の隅」のコーナーがいいと思う。

 

 

リビングから見えない死角になるような場所を選んで

子供に全権を委ねたら

あとは「任せる」。

ママは勝手に手を出さない、そして口も出さない。

 

 

・モチベは長くは続かない

 

そんな感じで子供の主体性に任せていたら

初めは「わーい」とか言って上手くいく場合が多いが

問題はそれが長く続かない・・・ということだ。

 

初めは大好きだったその「自分の空間」が

散らかってきて好きではなくなった途端、片付けをしなくなる。

その時にどう対処するか・・・が一番厄介な問題なんだけど

まあ、

おもちゃを買い足すときに部屋のテコ入れする約束をする

とかくらいが関の山かな。

 

また、これはちょっと独特な考え方だけど、

小さいうちは

「空間にも人格を与える」というアニミズム的な発想

を使ってみたいと思ったりする。

 

例えばある兄弟は

自分たちの空間として階段の下のスペースを「秘密基地」にすることを提案したんだけど

その後、子供達は自分たちで、

その空間の名前を「子供の国」と名付けたんよね。

 

だから、

「子供の国が最近元気なくなってきてるね、どうしたんだろう」

などと言ってみたりして

「空間」自体に意識があるかのようにイメージを持たせるのは

大きくなってからも潜在意識に残りそうで、ぜひ孫にやってみたい。

 

 

・褒められたいがために動きがち

 

ちなみに、親から褒められるために行動する「良い子」の場合、

本当はそこまで片付けにワクワクしていないのに、

親を喜ばせようと「良い子ぶって」動いている場合もあるから

そこは要注意だ。

 

そのまま行けば、大きくなって独立して、一人暮らしをした時に

あなたの目が届かなくなったことに安心して散らかしてしまう可能性がある。

 

あくまで子供の中にある「空間が整っていることが快適」という意識を育てることが目的だから

散らかっていても怒らず、

片付けても「えらいね」とほめず、

ただ「気持ちいい」という感情を一緒に味わってあげるだけでいいんじゃないかと思う。

 

そのためには

「自分なりに楽しんで飾っているアイテム」とか

「作った作品を並べている」とか

一見、片付けとは違う空間の使い方をしていても、

よく観察をしていれば、

それがディスプレイなのか、出しっぱなしなだけなのかがわかると思うから

それを静かに見守る姿勢が必要かなと思う。

 

 

 

🔳これから子育てする人がチャレンジすると良いこと

 

なんせ、片付け教育は、早ければ早いほどいいとは思う。

・手でものを持ち移動できるようになる

・特別にお気に入りのおもちゃができる

この二つが確認できたら、

そのおもちゃの「家」を作ってあげて、

そのおもちゃを使わないときは、家に返す・・・というところから始めたらどうかなと思う。

 

そして、おもちゃの数が増えるだけ、

一つ一つに対する愛着が薄れるから

おもちゃをやたら増やさない・・というのも、大切なポイントのように思う。

おもちゃを新しく買えるためには

「今持っているおもちゃをちゃんと自己管理できている」という条件を満たすこと

新しいものを購入するときはよく考えて、

その物の「家」を先に決めてからお迎えする・・・というくらいの

感覚が育てば、ものを大切にするのではないかなって思う。

 

また、成長に応じて必要ではなくなった時に、

大切なものならば「誰かに譲る」ということも考えるかもしれないし

捨てるにしても、今までありがとう、という感謝の気持ちと共にお別れをする・・・

 

ものを大切にする心は、小さい頃からじゃないと、なかなか身につかないものなんじゃないかなって思うんだ。

 

 

🔳高校生になってしまった子供に片付けを教えたい場合にやってみてほしいこと

 

 

 

では、すでに大きくなっちゃって手遅れなんじゃ・・と思うような

「高校生以上」の場合はどうすればいいか。

 

幼児時代と比べて

高校生になると

「大人になった後の自分」がイメージできるようになってくる

という部分が違うところだと思う。

 

「いつか親元を離れて独り立ちしなくちゃいけない」

ということが実感として湧いてきたら、

「まだまだ大人になりきれていない自分」が客観的に見えてくるので

片付けに取り組む際に、親のサポートを受け入れる可能性は出てくると思う。

 

ここで大切なのは

どこかの年齢で「区切り」をつける

と、決めておくのはいいかもね。

 

最近は結婚しないでダラダラっと実家暮らしで親の庇護を受けてしまうパターンも増えているからこそ、

高校卒業とともに「一旦リセットする」ためにも

部屋を整理することを決めておく、とかね。

 

18歳成人というのもちょうどいいから、

「大人」としての自覚と責任を実感するためにも、

 

部屋を一緒に片付けて、

今までの思い出を振り返りながらも、

ちゃんと一緒に手放して

子供の自立への道を

促してあげるのは、

親としての責務なんじゃないかな。

 

 

🔳2025年版子供のお片付けマニュアル まとめ

 

最近は総じて、子供や若い人に対してきついことを言わない風潮が広がってきていると思う。

 

感情的に怒らないことは私もいいと思うんだけど

ただ、子供の顔色を伺いすぎて、まるで奴隷になりさがってしまっている親もいて

それは、子供にとってもあまり良くないことのように思う。

 

片付けのしつけは

とかく「片付けすること」にフォーカスしてしまいがちだけど

本質的には

「ものを大切にすること」

「片付くと気持ちいいと思う感性」

をまず、身につけるように働きかけ、

 

最終的には「人への思いやり」につながる片付けが

できるようになることでやっと大人になれる。

 

だから、なんだかんだ言ってやっぱり

片付けは「やってもやらなくてもいい」ではなくて

やはり「整えて生きる」は日本人としてあるべき姿だと私は思うわけ。

 

親の躾によって育成されたその感覚こそが、

日本人としての「当たり前」、つまり文化であって

だからこそ、日本の街はゴミ一つ落ちていない美しさを保っているということを

忘れてはいけない。

 

自分の子育てが、日本という国のあり方を作っている。

 

街にゴミが溢れていないのは、当たり前じゃない。

そこまでの罰則がないのにも関わらず、

自発的に、当たり前に、道にゴミを捨てない文化を

これからもずっと守っていくためには

私たちがになっている、家庭での教育が大切なんだと思うよ。

 

だから、誇りを持って子供を育てようよ。

育児はとっても大切な、価値ある仕事だ。

 

 

 

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