【全出ししましょうとテレビや雑誌には載っていますが、無理にやらなくても片付きます。】という説について、ちょっと考えてみます。※初回投稿から図に修正あり。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
私も自宅の片付けをするときに、必ずしも【全出し】をしているわけじゃありません。
ちょちょっと整理し、整えるって事はよくあります。
片付けが苦手な人にとって【全出し】がおっそろしい事であることもわかってます。
ベビーステップで少しずつ・・・というのはセルフオーガナイズの基本だと思います。
一日10分ずつお片付け・・という方法もありますよね。
【全出し】しなくても、片付くのならば、しなくていいと思うんだけど・・・・
・・・
・・・・
本当に、今、片付けで悩んでいる人が、全出ししないで片付く仕組みが作れるのかと言えば
私の結論から言えば、
「やっぱり出来ない」と思います。
■全出ししない片付けは「整頓」である。
いや、しょうみ、私も自分で片付けしながら【全出し】しないときもあるな・・と思っていたんです。
だから、この話を聞いた時、「しなくても片付くときもあるよな」と思いました。
でも、どんな時に全出しせずに片付けているか・・・と改めて考えた時、
それはただ、単に
ちょっちょっと見栄えを整えたり、
逆にモノはそのまんまで、配置換えをして片付けた気持ちになっていただけ
だったりしていたわけです。
仕事部屋なんかは、年に1~2回配置換えをして気分転換をするから、
すっかり全てを片づけているつもりだったけど、
一念発起して、去年書類を全出ししてみたら、まさかの5年前の資料がまだあった!
という・・・💦
■【全出し】は既存の古いシステムを壊す事。
我が家のように、きれいに本棚に収まっているからといって、それが「片付いている」・・という訳ではないわけです。
ただただ何年も前の古いシステムが収納の中にズドンと居座って、うまく機能していない・・となると、それはいったんその仕組みをゴッソリ全出しして「壊す」。
壊すっていう衝撃的な言葉をあえて使いましたが、
例えるなら、【全出し】は古い家屋を解体して新築を建てるような感じです。
全出しをしない片付けは、そういう意味では「リフォーム」。
どちらが良い、悪いではありませんよね。
古い仕組みのままで大丈夫ならば、あえて壊す必要はない。
■本当に大切なものだけに「モノを厳選できている」ならば、全出しは不要
だから、あなたが片付けたいと思う場所に、
あなたが本当に必要で、大切なものだけしか入っていないのならば、全出しはしなくても、ただ整頓すればきれいになります。
服を畳みなおす、ちょっと配置を変える、定位置に戻す。
時々見直していれば、不要なモノが混ざっていてもすぐに見分けがつきます。
仕組みさえ出来ていたら、ライフスタイルが大きく変わらない限り、数年は「整頓」だけで事が足りるはずです。
つまり、全出しをしなくても片付く・・とは、この「仕組み化」と「モノの厳選」が出来ている場合のみ
・・だという事。
「整頓」の段階と、「仕組み化」の段階では、全くステップが違うのです。
ちなみに、ライフオーガナイズの「思考の整理」は【全出し】のさらに前段階。
あなたがどんなビジョンを持って、ゴールをどこにイメージしているのか、明確にすることで、そこから上の「整理」や「整頓」、「収納」のあり方が変わってくる・・・というわけ。
今日はちょっとまじめに基本について語ってみました。
全出し、したいしたく無い・・・ではなくて、
あなたがどの程度、自分の空間の精度を上げたいか、で決めてみてはいかがでしょうか。
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