自分ばかりが片付けしてると思うとイライラが治らない。
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おはようございます！
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。
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「自分だけが片付けて、家族は散らかしてばかり」
こんな状況で、片付けするのが馬鹿馬鹿しくなることはよくあることだ。
私の体感的には
家族と暮らしていて片付けに悩んでいる人のほとんどは
「自分だけが片付けているという不満」
「家族が協力してくれないという寂しさ」
「家族が自分の思い通りに動いて欲しいというコントロール欲」
という感情の不具合が起きているからこそ片付けに真っ直ぐ取り組めないのではないかと
考えている。
自分が働くことに
お金や感謝という「評価」がなければ
やる気が起きないんだ。
それは当然と言えば当然だし
私もそんな気持ちになったことは山ほどあるが
だからと言って、変わってくれない家族にブツクサ文句を言ったり、
「もういい」とか言って片付けを放置して
自分の空間をストレスまみれにしながら我慢するのも
本末転倒じゃないの・・・
と、私は、ずっと
この相容れない
「片付けたい」
「でも自分一人苦労するのは嫌」という
二つの現象の狭間でモヤモヤしている人たちに
解決策めいたものを提示することはできなかった。
目次
🔳分断の社会構造
でもまあ、それを考えていくと
もうこの社会構造自体に無理がある・・・というところに行き着くんだ。
夫婦共働きで、家計もある程度分担していれば
家事も分担しなくては、となるのは当たり前で
そこに「平等」特に「金銭的価値観での平等」を求めてしまうのは仕方がない。
さらにそれをおぎなう「感謝」や「思いやり」が相手に欠けていると感じたら
ほら嫌にもなるわ。
もう片付けの話ではなくて、
夫婦の話になってくる。
今、片付けに悩んでいるあなたは
本当に片付けのやり方がわからなくて悩んでいるのか
実は人間関係で悩んでいるのか、
どっちだと思う❓
🔳どん詰まりになったあなたが真っ先に手放すべき三つの思考
片付けたい、でも自分だけが頑張るのは嫌。
ズバリいうと、
残念ながら、この思考は、
出口のない袋小路だ。
もしあなたが本気でこの袋小路から抜け出す決意をするというのなら、
いやでも手放すべき思考が三つある。
ほとんどの人はそれが手放せないから
ずっと、「片付け悩み」の次元から抜け出せなくて、次に行けないんだ。
だから、本気の人にしか響かないと思うし
それをするくらいなら、現状のままぐずぐず行っている方がマシ、と思う可能性もある。
が、あえて言わせてもらう。
なぜなら、私は
一刻も早く、多くの人が
こんなくだらない「片付け悩み」から解放されて
本気で自分の人生を歩み出して欲しいと願っているからだ。
片付け悩みは、車のタイヤが道の側溝にはまって、ブンブン言っているような状態であり、
決して健全な状態ではない。現代病の一つだとも思う。
側溝から抜け出すには、かなりの馬力がいるよ。
覚悟はいいかな。
①家族を頼りにせず、自分一人で片付けに取り組む
のっけから竹内節で非常に申し訳ないが
家族のせいにしたり、頼りにしたりしていると
片付けはいつまで経っても始められない。
家族は他人であり、あなたがコントロールしようとすると悪いことしかおきない
という悲しい大原則を、決して忘れてはいけない。
ただ、あなたが変わることで、家族が変わる可能性はゼロではないから
まずは自分が変わる、というステップから始めようと
言いたいんだ。
あなたがまず、腹を括って片付けに取り組む。
家族はあなたの人生の単なるおまけ。
言うことを聞いてくれない、私ばかり・・・そんな声が脳裏に浮かんできても
ぱぱっと払って、自分に集中する。
片付けリーダーは、間違いなくあなたなんだ。
リーダーがしっかりしなくては、部下はうまく動かない。当たり前だ。
②完璧を目指さない。他人と比較しない。
Instagramは一旦見ないと決めよう。
もう十分に知識はあるはずだ。
完璧を求めようとするから、
次々に投稿されるアイデアに振り回されるから
本質を見失うのだ。
片付けは唯一の正解ではなく、
無限のグレーの濃淡に分かれていて、
何が良い悪いとか、簡単に言えないものだ。
あなたの答えはあなたにしかわからない。
だから、一旦、Instagramの虚像を追いかけるのはやめてみよう。
まずはこの言葉を頭に叩き込もう。
「綺麗に見える収納が、使いやすいとは限らない。」
そして、失敗を恐れるな。
やってみて、改善。やってみて、改善。
脳をフル回転で「自分なりのやり方」を見つけ出す。それしかない。
③「捨てる」は一番安易な解決策である
「捨てる」と言う言葉を鵜呑みにしては行けない。
「捨てる」は一番安易で頭の悪い片付けの特効薬だからだ。
どんなにひどい状況でも、捨てれば一気に片付く。これくらい簡単な話はないよね。
もちろん、物には念もこもっているし、
物に執着するのは良いこととは言えない場合もある。
でも、大概はモノが多いのは単なる「安易な消費行動」によるものだ。
自分のおバカな消費行動を見直しもせずに、
安直な片付けとして「バンバン捨てる」を実行するような人が増えたらどうなると思う❓
捨ててゴミが増えた分、新しいモノが、また大量に売れるだけだ。
「捨てる」のブームは、
消費者を新しい消費行動に走らせるのに都合のいい
プロパガンダだった可能性がある。
地球がごみ問題でやばいのに
今だに「捨てる」と簡単に言うのはもうやめよう。
めちゃ根気がいるし、
めちゃ大変だけど
ちゃんと「分けて」
捨てずに活用する方法をちゃんと考えて、
自分の暮らしを見直すんだ。
便利グッズを買いすぎる自分、
安い服を買いすぎる自分、
新しい美容グッズを買いすぎる自分。
偏った消費行動には自分が持つなんらかの「心のしこり」が存在する。
そこを見つけて、向き合うんだ。
ものを大切にできない人には
本当の意味での片付けはできないよ。
そこにモノがあることに感謝して、
それとともに自分の人生を誠実に歩んでいこう。
片付けが終わって心のしこりがとれて、清々しい気持ちになれたら
真っ先にあなたがやりたいことはなんだろう。
そんなふうになれた時に、
あなたの世界の見え方は、180度変わって見えていると思うよ。
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