おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
連日「エシカルファッション」関連の話をしております。
なかなか、ファッションの悩みと、エコ的な問題を解決するのは難しいと感じる今日この頃。
とはいえ、あきらめるちゅー訳にも行きません。
アパレル業界が抱える問題は、
ストローがウミガメの鼻に刺さる以上の大きな問題なんです。
■【定額制洋服レンタルサービス】サブスクはエシカルなのか
で、今日のテーマは最近注目の「洋服のサブスク」。
・「たくさん買ってたくさん捨てる」問題を解決してくれて
・クローゼットもスッキリ✨
・めんどうな手入れもしなくていい
・ファッション迷子問題も解決!
と大人気のようで、お客様の中でもサブスクを利用しはじめて
とっても節約になった、とかファッションが楽しくなった✨と
かなりの高評価でした。
たしかに、服って同じモノをずっと着るのは飽きるので
月一くらいで新しい服を試せるのはいいかもしれないし
ニットなど、洗うのがめんどうなものは
ある程度着てそのまま返せるのは、そりゃいいかもね。
■なんかわからない「モヤモヤ」の正体
ただ、実は私、この「服のサブスク」にはなんかモヤモヤした違和感がどうしてもぬぐえないの。
まとまりのつかない文章になるかもしれないけど
おもいつくまま書いてみると
まず
「そんなにいつも違う服を着なくちゃダメなの?」
と言う事。いや、いろんな服を着たい気持ちはわかるよ。
わかるんだけど
本当に本当に現実を見るとすれば
普通の人が、そこまでとっかえひっかえ違う服を着る必要は無い。
「えー、でもそんなのつまらなーい」
という気持ちは
飢えた民衆のデモに対して
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」
と言っているようなものなんだ。
豊かさ故の「感覚のマヒ」と言ってもいい。
だから、私達にもし「バリエーションの呪い」がかかっていなかったとしたら
服のサブスクは全く不要なサービス・・と言える。
では、あなたが
「私はバリエーションの呪いなんかにかかっていない!」と断言できる
と仮定したとして
サブスクの残るメリットは「手入れの手間が省ける」
と言う事なんだけど
これも、
あなた自身は
洗濯する、干す、たたむ、しまうのかわりに
梱包してコンビニに持って行く
だけですみます。
でも見えないところで
輸送コスト+排気汚染+人件費
次の人のためのガッツリ本格クリーニングによる環境汚染
輸送コスト+排気汚染+人件費
思いつく範囲でもこれだけの手間とコストがかかっていそうで(そうじゃなかったらすいません)
それ以外にもサブスクの会社の運営費、宣伝広告費なんかも確実に入ってる。
その金額がサービスの中に入れ込まれているわけなんだよね。
普通に服を一回買うのと比べて
サブスクで服を借りるのでは、
内訳にどえらい「今までになかったコスト」が
継続的に入り込んでいる…ような気がするんだけど
気のせいなのかな?
見えにくいコストだけど、あなたが楽になるぶんの労力に対して
いや、それ以上に
確実に費用は発生しているはず。
じゃあ、あなたが着ている服の、本来の値段てどれくらいなんよ?
て、私思っちゃうのよ。
本当は作りすぎて本来捨てられるはずだった服の
業界内でのリサイクルかもしれないよね。
結局は「服を作りすぎてしまう構造」ありきのサービスの可能性がある。
あくまで推測だけど。
使い方次第ではいいサービスだから
私も否定しているわけじゃないけど、
どう考えても
本当の解決にはならない気がして仕方がないの。
皆さんはどう思う?
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