母と暮らす

【シニアのお片付け】小物収納は「大きな引き出し」で。〜復活・整理ダンス〜

母キヌヨの片付けは一進一退。

 

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おはようございます!

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。

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一人暮らしの母キヌヨの部屋を

定期的に片付け見直しをするのが

私のちょっとした趣味・・いや、修行だ。

 

歳をとってくると、

ものに対する執着は増えるのに

物の置き場所や在庫管理はめっきり苦手になるから

片付けも苦手になる一方で

 

どんなに頑張って片付けても

次に行ったら、やはり机の周りにごちゃごちゃとものが溢れてしまっているのだ。

 

 

今日はそんな

シニアの片付けに悪戦苦闘する私の日常をお届けしようと思う。

 

 

 

ご質問にはブログでお答えします。お気軽にどうぞ。

 

🔳優先順位がつけられない

 

片付けをしようとすると、どうしても

「これらの中で一番よく使うものは何」という質問をしたり

 

同じアイテムで数が増えてしまっているものは

一軍と二軍に分けたりしたくなる。

 

ストックが多すぎる場合も、日常使いするだけの分量を分けて

快適性を保持したくなることもあるが

 

そうすると母キヌヨの中で

「ストック」や「二軍」の存在がすっぽりと「亡き者」として消えて

また新たに買い足してしまうこともだんだんわかってきた。

 

 

むっず。どうすんべ・・・。

 

とまあ

そんな試行錯誤の中、

今回のテーマは机の上にたくさんの小物が乗っかってしまう問題

をなんとか解決できないか

考えていた。

いつもいつも、机の周りには数多の書類と本と

こちゃこちゃした小物がこんもりと乗っかってしまうからだ。

 

以前、流行りのワゴンを使って机の上のものを収納する作戦をとってみたが

 

その後、ワゴンはそのまま押し入れに入れられて出されている気配がない。

 

「使ってねーじゃん‼️」

 

話を聞くと

どうも母キヌヨは

「見える収納は落ち着かない」と言うことがわかった。

 

ワゴンて、便利なんだけど

ごちゃごちゃが「丸見え」なんだよね。

 

 

なる〜・・・(机の上でごちゃごちゃして見えるのはいいのか・・・❓)。

 

 

隠すと忘れるくせに、

見えたら見えたで布で覆いたくなる。

その心は「お客さんから丸見えになる」と。

キヌヨの乙女心だ。

それは尊重しなくてはいかん。

 

 

🔳小さな百均収納ボックスはキヌヨには難しかった

 

ワゴン収納をする前は、

混在していた小物を分類して、

そこら辺にあった百均の収納ボックスに

ちまちまと分類して入れていたのだが

 

それらも全く活用されている気配はなく、

常に新しいものが購入され机の上に散乱している

 

で、逆に、使いにくそうなのに案外活用しているのが

机の近くに置いてある「衣料用の大型引き出し三段ボックス」

であることを先日発見した。

 

一番上にキッチンには置き場のない「来客用食器」を入れていたんだが

あまり使わないだろうと思いきや、案外使っていることがわかった。

 

前回苦肉の策で、

一番下の引き出しに、「未処理の書類」を入れることにしたら、

そちらも結構活用していたので

 

だったら、真ん中の引き出しも

「小物収納」として、この衣料引き出しを活用してみたらどうか、

と言うのが

今回のプランだ。

 

 

服を入れるような幅広で深さもある引き出しを

「小物収納」としては今まで使ったことがなかったが

 

よく考えたら、キヌヨの時代は、どこの家にも

「整理ダンス」と言うものがあって

幅広の引き出しは、使い慣れたアイテムなんだよね。

 

小さな引き出しをちまちま開けてものを探すよりも

引き出しを一つ引き出せば、

全体が見渡せて、取り出すのも簡単、と言うのは

幅広引き出しの大きなメリットなんだ。

 

文房具も、裁縫道具も、工具も

よく使うと言って一つも捨てない「謎の紐」も

チラシで折って作った簡易ゴミ箱も

洗って再利用したいマスクも

乾電池も、

 

今まで分けて収納していた「よく使うアイテムたち」が

綺麗に並んだ。

常に、ここを開ければ、「小物」と言う「小物」がここにいる。

 

どうだ、今度こそ、これなら安心だろう。

 

 

 

とか言いながら、

次に行ったら、またなんかしらの不具合が出てくるだろうが

 

片付けとは、試行錯誤、微調整の繰り返しだ。

その時「これでベスト」だと思っても

使っているうちに、なんか微妙に違うことが出てくるものだ。

 

 

その時に、片付けを維持できない自分を責める・・・のではなくて

何が理由でしっくりこないのか、をどんどん考えて

あれこれ試す。

 

 

そうやって完成に近づいていくんだよ。

はー、しかしまあ、シニアの本心に近づくのは骨が折れる。

 

 

 

🔳まとめ

 

にしても、「整理ダンス」と言う大型の収納家具は

今はとんと見かけなくなった。

作り付け収納やウォークインクローゼットが一般的になってからと言うもの、

引き出しも、安価なプラスチックケースが主流になり

木でちゃんと作られた「収納家具」はもはや絶滅危惧種だと言ってもいい。

 

 

でもなー、やっぱ

私、整理ダンスって、何気に機能的だったんだろうと思うよ。

細かいアイテム、靴下とかパンツとか、インナーとかを

一つの引き出しに並べて収納していた頃、

とても快適だったことを覚えているもの。

 

収納家具の素材がきちんとしていることも、

心を整える効果があるようにも思う。

綺麗に並べようって、思えるもんね。

 

まあ、これは人によるとは思うし

思いつきで購入できるほど安くもないから

誰にでもオススメはできないが

もし、この考えがピンと来た人は、プラスチック収納ケースからの脱却を目指してみてもいいかもしれない。

 

一回買えば、一生使えるし

インテリア的におしゃれなものを選べば、

リビングにも置けるので

選択肢としては、悪くはないと思うなあ。

 

 

ま、今日はそんなところで。

ではでは。

 

 

 

 

 

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