「おもちゃ、片付けなさい❗️」ついつい先回りして子供に言っちゃうそこのあなた❗️その一言が、あなたの子供を片づけ嫌いにしているかもよ。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
「人は自分が主導権をにぎっていると感じたいのである。つまり運転席に座りたいと思っている。だから誰かから何かをするように仕向けられると急に無力感を覚える。自分で選択したのではなく、他の誰かに支持されたと感じるからだ。そのため、その行動そのものは好きだとしても、拒絶したり、他の行動を取ろうとしたりする。」
最近読んだ「サイコロジー・オブ・マネー」という本の中の一節です。
そうなんだ。
そんなふうに考えるのは、私だけじゃなかったんだ。
よかったー。
日々、母キヌヨが良かれと思って口にする「親切アドバイス」に辟易している私としては、
随分ホッとする記事であり、
また、今子育てをしている人には、お役に立てる話なんじゃないかなと思って取り上げました。
と言うことで、今日のブログは
✅子供を片づけできる子供に育てなきゃと思っている。
✅正しい片付け方を家族に覚えてもらいたい。
✅自分が言わなくても、主体的に片付けに取り組んでもらいたいと思っている。
とお悩みのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
目次
■「家族が片づけられない」にどう向き合う❓
あなたがどんなに片付け上手でも、
いや、
片付け上手だからこそ、
「家族が片付けられない」と言う問題は、
昔から片付けをする上での最重要課題と言っていい。
かつて
私がライフオーガナイザー二級講座を受けた時に、
「家族が片付けられない問題」について先生に聞いたら、
アッサリ
「他人は変えられませんからねー」と言われて衝撃を受けたように
家族の片づけ問題は
あなたの課題ではないから、
直接手を下すことはできないし、
無理クリ直接コントロールしようとすると、
上記のようなアカン結果しか産まず、
家族を余計に片付け嫌いにしてしまう可能性すら発生してしまう。
はーーあ。
■最低限ルールと「信じて任せる」
だからと言って、全く放置するわけにはいかないから、
打てる手は以下の二つ。
・家族が「まあ、それくらいならやってもいい」と思えるような最低限のルールを設定すること。
リビングをスッキリさせるという目的を家族にちゃんと納得してもらう。
そして、そのためのルールをハッキリさせること。
大切なのは、すぐに完璧綺麗を求めずに
ものっすごく低レベルな「目標」を立てること。
例えば、「ごみをゴミ箱に入れる」だけでもいい。
リビングテーブルの上に個人のものを置きっぱなしにしない。とかね。
テーブルの上に置かない代わりに、ソファに置くかもしれないけど、
とりあえずは「テーブル」がスッキリを目指してみてもいい。
小さく小さく、「できた」と言う成功体験を積み重ねる。
まずはそこからやってみよう。
・「信じて任せる」
とはいえ、そんなささやかな目標でも、
達成できないことがほとんどかもしれない。
はっと気がつけば、またおもちゃが放置されていて
「いらっ」とする・・・なんてことは、当たり前に起きるはずだ。
でも、人はすぐに習慣を変えることはできない・・・と念仏のように心で繰り返し、
ひたすら「待つ」と言う修行をやってみよう。
なぜ゜、そんなあなたばかりに我慢させるようなことを言うかというと
なんだかんだ言って、あなたがせっかち過ぎている可能性もあるからだ。
これは私も同じなんだけど、
せっかちで行動が早い人ほど、
他人の行動が遅く感じてしまう。
本当は子供は、トイレから帰ってきたら、
ちゃんとテーブルの上のものを部屋に持って上がるつもりなのかもしれない。
そこを先回りして、
「あっ、またあんたはすぐに忘れる❗️立ったついでに持ってあがりなさい❗️」
などと言ってしまったら、もうアウトなんだよ。
・・・・・あの子はきっと私との約束を守ってくれる。今ここに置きっぱなしなのは、何かの理由があるはずだ。・・・・
そんな信頼を、あなたから先に子供に向けるしかない。
あなたが信頼していないのに、子供たちがあなたを信頼するわけないからね。
いやー。キッツイ。出来る気しないーーーー💦💦💦
でも、自分事として振り返って見たら、
実際そうかもな、と思う。
自分は急ぎ過ぎている。
まずは、これを自覚して。
深呼吸。もう少し待ってみよう。修行修行。
■答えを先にあなたが言わない。
でも、どんなに信じていても、できないものはできないだろう。
子供はアッサリすっかりと、約束を忘れちゃうものだから。
そのときは、子供と一緒にルールの見直しをしてみよう。
その時に大切なことは、
出来なかったことを責めないこと。
目標は「リビングを片付ける」なんだから。
無駄に子供を責めてテンションを下げても意味がないからね。
「だったらどうするか❓」を考えるしかないから。
あと一つ、大切なのは、「あなたが答えを先に言わない」。
上手くいかなかったことに対して、「だったらどうするか」の対策を
子供に考えてもらいましょう。
あくまで、優しくね。
「どうしたらいいと思う❓」
とはいえ、
「忘れないように頑張る( ; ; )」みたいな答えになると
根性論になって解決にならないから
そのときは
頑張らなくても、忘れてもできそうな工夫をあなたが提案してあげてください。
例えば、トイレや階段に「リビングテーブルの上に忘れ物があるよ」と書くとかね。
子供が大好きなキャラクターや推しの写真を貼って、彼らに言わせてもいい。
クスッと笑える馬鹿馬鹿しい工夫の方が効果があります。
■まとめ
なんせ、片づけできるせっかちな人と、
片付けが苦手だったり、行動がゆっくりの人とでは、
見えている世界の広さがちがうんですよね。
あなたの価値観を押し付けると、相手は苦しい。
そして、先回りしてあれこれ言われると、
めちゃ反発の気持ちが湧いてきてそれ自体が嫌いになる。
あなたの一言で、そんな悪循環を生み出してしまうのは、悲しいよね。
だから、違う方法を考えてみようよ。というお話でした。
あなたと、家族は別人。
同じようにはいかないし、
綺麗の感覚も違うんだよ。
綺麗なリビングと、家族の笑顔と、あなたはどちらが大切❓
少なくとも、あなたの家族は、綺麗なリビングよりも、あなたの笑顔の方が大切だと思っていると思うよ。
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