片付けにも、それぞれの「正義」がある。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。
私は片付けの仕事をしたり、
こんなブログで偉そうに片付けについて語っているから
「さぞかし部屋はいつも完璧に片付いているんでしょうね」と
思われがちだが、決してそうではない。
利き脳は右左脳だから、「ぱっと見」は大切で
いつ来客が来ても、「なんとなくいい感じ」と思ってもらえる状態に
5分ほどで戻せる自信はあるが
引き出しや扉を開けたら、
とてもじゃないが、昨今のInstagramのようには決して片付いておらず
テキトーであるし、
下着の引き出しの中などは、
気が向いた時しか畳まないパンツやブラジャーが
「ふわふわ」とそのまま重ねて入れられているし
ごちゃごちゃしたキッチン周りの小物も
「布をかけて隠して終わり」みたいにしている部分もあったり
リビングから見えない「死角」は
テキトーに物を置いてもいいコーナーとして
散らかる時のお助けマンとなっている。
片付け作業に行って、
お客様の家の方が「私より几帳面に掃除しているな」と
感じて焦ることも多々ある。
いつも話題にする母キヌヨも
冷蔵庫の中とかリビングのテーブル周りは散らかっているのに
まな板や茶渋の汚れにはうるさくて
いつも漂白剤をかけているし
シーツの洗濯なんかも、とても頻繁に行う綺麗好き
だ。
だから、時々うちに来たら、
「あれあれ、こんなに汚いまな板使って」と言わんばかりに
速攻漂白剤をまな板にかけてくれる。
もし、あのキヌヨの一人暮らしの惨状を知らなかったら
私も母のことを「自分よりも綺麗好きの母」として認識して
心苦しい気持ちを抱いていたかもしれない。
🔳「美の基準」が人によってちがうから
人にはそれぞれ
「それはないわー」と感じるような
「美の基準」があって、
他はともかく、「そこ」が気になるっていう特質があるように思う。
で、それが世界共通ではないことを
本人は気がついていないのが問題で
つい「えー、それは当たり前でしょ」などと
悪気なくその人のやり方を押し付けてくるもんだから
相手が傷つき自己肯定感が下がる・・・というサイクルを生み出している。
家事・片付け問題は根が深いのだ。
🔳他人の意見に振り回されない
だから結局は
「他人の意見に振り回されないマインド」を作るしか
この世の中で心おだやかには生きていけない
ということを
心に毎日叩き込む必要があるということだ。
仕事や避けられない上下関係のある人間関係で
その人のアドバイスを「正義」として守る必要がある場合を除き
できることなら
ほとんどの「他人の意見」は
スルースルーとスルーできるスルースキルを
極限まで高めたい物である。
スルーしても全然、問題ないからだ。
というか、スルーしないと悪影響があると思った方がいい。
だって、
他人の意見は、本当に当てにならないのに
「正解は一つ」「他人と横並びでないと不安」な日本人にとっては
やたら破壊力だけはあるから要注意なんだ。
結局は「自分がどう感じているか」の方がずっと大切で
誰にも見られない秘密の部屋があったら、どんな感じに暮らしたいか・・などを
想像して、自分の感覚を取り戻して見てほしい。
私たちは、つい他人目線で判断してしまいがちだけど
あらゆる面で「自分軸」を取り戻すことが
とても大切だと思うし、
片付けはその練習として、とっても有効だと思うから
「秘密の小部屋で暮らしているイメージワーク」はぜひやって見てほしいな。
ではまた‼️
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