なぜ私がこんな風に「テキトーでも大丈夫」的な脱力系発信をしているのか。それは過去の私が完璧な自分を目指して、でも、完璧になんか出来なくて自己肯定感をすり減らしていたから。
「自分の『欠け』を責められたくない」
その気持ちを手放すのは難しいけど、少しでも軽くすることはできるんじゃないか。
おはようございます!
調子に乗っていい加減さが度を超すと時々娘に怒られる
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
片付けに悩んで相談されるお客様には「完璧に出来る人」と「完璧に出来ない自分」を比べて苦しんでいる人が多いように思います。
で、このブログを書こうといろいろ考えているうちに
パーフェクトシンドロームという言葉を思いついたから検索してみたら
同名のマンガが存在してました(^^)。
漫画を描いた日向山葵さんの言葉を転載しますねー。
「主人公の柄藤(えとう)は、理想に全然届かない自分を、どうにか何かで補完しようとしてもがいています。かつての私もそうでしたが、きっと同じように焦っている人は世の中にたくさんいるだろうから、そういう人にぜひこの作品を読んでもらいたい。”焦らなくていいよ”と励ましたいし、背中をちょっとでも押すことができたら嬉しいです」
ねー、なんか私、とても響きました。
みんなそうなんだろうな。わたしだけじゃないんだな。と思いましたよ。
私は「片付け」という分野をずーっとずーっと考えて来たからこそ
やっと「完璧なんて無いし、そこを目指さなくていい」と思えてきたけど
違う分野ではまだまだそうは思えない時もあります。
でも
完璧な理想の自分を追い求めるのは、
それがモチベーションとなって良い場合もあるけど
「過ぎれば毒」なんだよね。
ということで
今日のブログは
✅片付け出来ない私はダメだ
✅子育て中なのにお部屋がいつもきれいで素敵なママが眩しい
✅苦手なことがあったり失敗したら、いたたまれない気持ちになる。
というあなたに、
ちょっとでも楽な気持ちになってもらうための内容となっています。
「完璧て別に目指さなくてもいいんやな」とうっすらと思える三つの言葉をご紹介しますので
ぜひコーヒーでも飲みながら、リラックスして最後までお楽しみくださいね。
■自分の欠点を受け入れている人が一番強い
まず前提として、「完璧な人などどこにもいない」という事をわかっておくことが大切です。
なぜなら優劣を決められるのは、常に一つのカテゴリーだけだからです。
狭い視野でいれば
「あの人は片付けが得意なのに、私は」とか
「あの子はスタイルがいいけど私は」などと
1カテゴリーで比較もできるでしょうが、
広い視野で全体を見たときに、どんな物事でも要素は複数あって、
単純に
片付けは得意だけどお金儲けは苦手、とか
絵を描くのが得意だけど数学は苦手、とかになって
比較なんてできないことに気がつくはずです。
一つの事柄に良い面と悪い面の両方が含まれていることも多々あるしね。
そんな実際比較しようのない複雑な世界の中で、
では、どんな人が一番強いのかというと
「自分の欠点を受け入れて『まあ、とりあえずこれでよし✨』と思えて力を抜くことが出来ている人」が
なのではないかと思います。
■笑顔でいられたらさらに最強
例えば、
あなたがちょっと家事が苦手でも
常に明るく笑っていてくれたらどんなにか居心地のいい家になるでしょうか。
どんな事でも、「出来ない」ことに罪悪感を抱きすぎず、
「ま、しゃーないか、今は」くらいの軽さでもいいと思うし、
マジで困っているなら、家族や外部の力を借りればいい。
なんせ、「笑顔」さえあれば、
大概の問題は問題じゃなくなります。
■あなたが完璧じゃない分、周りが強くなる
また、子供のために完璧なママでいたい・・・みたいな願望もありますが、
正直、親は完璧じゃない方が子供はしっかりと育ちますよ。(経験済み)
しっかりとした人がグループにいたら、
あなたもちょっとその人に頼ってしまうことありません❓
逆にリーダーがちょっと頼りないと、
「自分が頑張らねば」と思ったりするものです。
弱い人を支える事が、その人の自己肯定感を上げることってあります。
子供でも、ママの「困った」を自分が助けることができたら、それは大きな自信になります。
片付けに悩んだら、まずは子供に「困ったなあ・・・どうしたらいいと思う❓」と聞いてみるのはいいかもしれません。
「片付けが苦手なママ」だからこそできる子育て術です。
■「負けるが勝ち」人に華を持たせて徳を積む
つまり
完璧な人じゃないからこそ、
周りの人に与えられる喜びもあるということです。
弱さを相手に見せることは勇気が必要だからこそ
その相手を信じている証となるし、
そして、感謝の気持ちを表現することは
波動砲並みの破壊力を持つ魔法の杖です。
「私には得意なことなんて何一つない」
ともしあなたが思ってしまっていても、
笑顔で「ありがとう」と言ってくれる存在がこの世にいるだけで、
十分にそれが価値なんですよ。
みんな「より良くならなければ」という呪文でがんじがらめになって、笑顔を忘れているからね。
だから、私たち「テキトー軍団」は今こそ笑顔で活躍する時ですよ。
あるはずのない「完璧という幻想」を追い求めるのはもうやめて、
ゆるくてテキトーで楽しい「自分らしさ」を発揮して笑って生きていきましょう。
片付けなんて、ほどほどで十分です。
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