おはようございます!
「50%片付け」脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日アップした「世界観のある壁紙」についての話を書きながら
逆説的な「とは言え論」を思いついたので今日はその話を。
■とはいえ日常暮らす家のインテリアは店舗とは違う

素敵だけど、これを家に飾りたいか、と悩むキヌヨ。
最近、家作りをしていても、
「こんなふうにしたい」とお持ちいただくインテリア画像が、
おしゃれなカフェなどの「店舗」である事が多いのです。
店舗のインテリアは流行の最先端を取り入れるから
どうしても超素敵に見えてしまいます。
だから、イメージがつかみやすいから、私もおススメしていたし、
マネしたくなる気持ちもわかりますが、(事実我が家もカフェ風目指したしね。)

マニア向け我が家の「見せる収納」。ともすればすぐにごちゃついて見えます。色を排除するのは必須!
やっぱねー、店舗インテリアを住宅に応用するのは、ちょっと違うんだろうなと、
だいぶとオトナになってから思うようになりました。
店舗にもいろいろとあるから、一概には言えないにしても
ほとんどの場合
ワタクシ個人の見解といたしましては
「店舗インテリアは住宅には合わない」と、断言させていただきます。
■店舗インテリアを住宅に取り入れてはいけない理由

いやー!素敵!こんな家にしたい✨思っちゃうよね。いけるんじゃないかと思っちゃうが、さあどうだろうか。家具は変えられるからいいとして、黒い壁紙は今だけのブームの匂いがプンプン。
店舗インテリアを住宅に取り入れたらアカン理由は、
突き詰めたら「白い箱でいい」説に行きつくのだけど
あらためて上げるとするならば
「家をデコレートしたら、飽きた時に困る」
と言う事と、
「刺激が強すぎると、疲れる」
そして、
「ほとんどのデコレーションは偽物部材だから安っぽくなる」
の以上3点です。(言い切ってしまった・・・)
先日の大塚美術館もそうですし、
最近のモデルルームや住宅展示場でもそうですが
装飾はやり始めると、より強い刺激を求めてしまうもの。
良くも悪くも過剰になってしまうのです。
Instagram映えするようなデザインにするには
シンプルな白い壁や、のぺっとした収納ではお客様の心をつかめないから、
作り込みたくなる住宅会社さんの気持ちはわかる。
だからこそ、それを見る私達のほうで、
ちゃんとどこかブレーキをかけて置かないと
「デコレーションの魔法」にうっかりかかっちまうんだよ。
だってさ、素敵だもんよ。
たとえるなら、
キレイなフルーツがもりもりと飾り付けられたタルトと、
塩おにぎりだったら、どっち選ぶ?タルト選ぶよね。
でもね。
毎日タルトは食べられないよ。
でも、家作りの時には、
連日タルトを食べる選択を取ってしまう人が
結構いるんだよ。
一瞬の素敵と
日常の暮らしは違う。
毎日食べて、飽きなくて、太らなくて、健康でいられて、いろんなおかずともあって、
なんだかんだ言って、どこか日本人の「住」文化がうっすらと奥底に流れているものが
一番体にあっているんじゃないか。私が「白い箱でいい」という理由はそこにあります。
一例をあげるとするならば
・本物の素材(使い込むほどに味が出て長持ちし、最終的には自然に帰る素材)
・家具の配置などでライフスタイルや、好みの変化に対応できるシンプルな間取り
・「気配を消した」ような主張のないデザイン
店舗はわくわくを感じるところ。
家は癒しを得るところ。用途が違うんです。
極力存在感を消して、刺激のない空間を作る事がリラックスの秘訣です。
そういう意味では、片付けも、そんな「癒し」のための一つの手段ですもんね。
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