子育て

【ラスボス級・苦手な事】「逃げる」or「はらを括って向き合う」あなたはどっち

「逃げる」事は悪い事じゃない。でも、向き合っているふりをして実は逃げている場合ってのもありそうだ。

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こんばんは

脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

 

今日は友人の子供の宿題を見ていました。

算数が苦手な新6年生。

やらなきゃいけないのはわかっているけど、どうしても「腰が引けている」のは一目瞭然です。

問題の意味を深く考える事よりも、目先の数字をとりあえず足してみる・・とか、あとまわしにして「塾の先生に聞く・・」とか。塾の二時間が苦痛だとか。

まあ、私もものっすごく数学がキライだったから、そんな感じだったなあ・・と思いつつ

これって何かに似てるなあ・・・。

 

あ、片づけが苦手な人の片付け方だ。

目の前のものをとりあえず、端に寄せてみたり、床のモノを隣の部屋に移動させたり、押し入れの隙間にいれてみたり。根本的解決にならないから、さらに嫌になる、例のアレだ。

 

■「できない理由」は山のように出てくる。

もう無理っ。逃げ出したい。

 

宿題が出来ない理由はたくさん出てきます。

時間が無くてキャパオーバーだというけれど、

数が多すぎると自覚している自分の習い事はどれもやめたくない。

好きな事、やりたい事を優先していたら、嫌いな算数が後回しになる。

これ、耳が痛い話ですよね・・・( ;∀;)。

 

「好きな事だけしていれば、人生はうまく行く」という説はあながち間違っていないのかもしれないと思っているし、片づけが心底嫌いなら、得意な人の手を借りましょう、というのも、いまや常識となりつつある。

が。

それでも、片づけから100%逃げる事が出来ない(プロの手を借りたら楽に詰まりを取る事は出来るが、そこで一回きちんと向き合うわけだし、その後も仕組みの維持にエネルギーはかかる。片付けとは生きる事とほぼ同義。)のと同じように、

算数も小学生のうちは、100%逃げるわけにはいかない。(と私は思う。)

 

人生には、結局、逃げないで向き合わなければいけない課題というものは存在するのです。

好きな事だけで生きていく・・・というのは、正解であり、不正解・・と言う事。

 

 

■本当はしなくちゃいけないのはわかっている。でもやりたくない。

もちろん、当の本人も「逃げちゃいけない事」は重々わかっているんですよね。

だから目の前の事をこなし、塾に行くのです。

しかし、「はー、いやだいやだ。私は算数が苦手。疲れたし、時間がないし、先生の教え方は悪いし。」

ひたすら頭の中で逃げ口上を繰り返しているのは見ていてわかる・・・。

 

「収納が狭いし、ダンナのモノが多いし、子供は言う事聞かないし、仕事は忙しいし。それに私は昔から片付けが苦手。お母さんも、おばあちゃんも苦手だった。苦手DNAが私の中にはあるんだ・・・」

片づけならば、「まだタイミングが来ていないのね」で済むけども💦

 

外側のせいにして、出来ない理由を並べるのは意味がない。

習い事をやめない選択をするならば、あとは残された時間で算数とどう向き合うか。それだけなんだよね。

 

■やるしかないなら、向き合おう。【全出し】+【分ける】

もし、彼女が「逃げずに向き合う」という選択肢を選ぶと決めたら方法はあります。

 

まずは【全出し】で、いままでの算数のすべての問題をざっと復習してみる事。

そして【分ける】で、何が苦手で、何は出来るのか・・をハッキリさせる事です。

 

本当に自分が苦手なのは、どんな問題なのか一軍の課題を選び出したら、

「出来ないのは意外と少しだ」と思えるかもしれない。

 

「算数」という塊でとらえたら、とてつもなく大きな、ラスボスに思えていたものが、

小さく分解してみたら、雑魚キャラの集まりだった…なんてことは、

片づけでもよくある事です。

 

「確率」「割合」「追いかけ算」

この3つだけ、と思えたら、ちょっとは対策もとれるかも。

集中的にやれば、きっとあなたは強くなります。

 

それにね、全体を嫌いにさえならなければ、

多少できないまま中学になっても、やり方が変わるから実はたいしたことなかったりすることも。(え、ダメ?まあまあ…(^^))

 

だからね。これだけは伝えたい。

塊でキライにならないで。

片づけも、算数も(^^。

 

今日はそんなお話。

 

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