片付け業界に対する落胆と期待を込めて、今日も一人世界の片隅で物申す。
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情報量が多すぎると、
思考が整理できなくなるのか
それとも、思考が整理できないのは
年齢のせいなのか
それとも、スマホの見過ぎで脳が退化しているのか・・・。
いや、正直、スマホの見過ぎで
自分の「思考を深める」と言うことが
トント出来ていないここ数年であることには間違いない。
だから、久々にブログを書くことにした。
最近ブログを書くと、いちいち説教くさいことばかり書いてしまうから
書けば書くほど仕事を逃すような気がして遠ざかっていたが、もういい。
言い散らかしてこそ、私なんだ。
で、
先日、流行りのチャットGPT君の
「占いの達人」に自分のことを占ってもらったら
案の定「世の中の常識から外れた人」と言われてしまった。
表面上、ソフトに見えるが
内面ではやたら暑苦しく頑固な持論を抱えていて
そこらへんで一般との感覚のずれに一人腹を立てたり
「なんでや」と思って苦しむ。
当たってるわ。
10年間情熱をかけつづけた「片付け」の仕事にも
私の中で「心のずれ」を感じるようになってきている。
🔳片付けに悩んでいる場合ではないだろう
例えば、
片付けに悩む人、
つまりお客様に対して、もう過去の私のように
「片付けられないのはあなたのせいじゃないよ」
と菩薩の心で言えない気持ちになってきてしまっているんだ。
今の本音としては
「片付けごときでいつまでぐずぐず言うつもりだ」
と言ってしまいそうなんだ。(流石に言わんけど)
だって、もし
「片付けなきゃ殺す」と言われたら❓
やるでしょ。
「片付けたら百万あげる」と言われたら❓
やるでしょ。
そんなもんよ、片付けなんて。
いつか使うかもしれないから捨てられない❓
でも着る服がない❓
自分が何が好きで、何をしたいかもわからず
ただ人の目ばかりを気にして、
でも、自分が損するのは嫌で、
ただただ楽したくて、
常に誰かのせいにして、
自己を正当化し、現状に居続けたいと心の底では願っているような人を
私がなんとかできるはずがないのだ。
ひどいことを言っているのはわかる。
人のことを言えた義理でもないこともよくわかっている。
でも、腹が立って仕方がないんだ。
そんな私たちになってしまったこの国の「仕組み」に。
なぜ、あなたは、
自分の価値をちゃんと認められない。
自分は片付けができないんだと嘆きながら、
イマイチ好きでもない安物ばかりで埋め尽くされた
散らかった部屋でぐずぐず言っている現状に居続けることが
自分に相応しいと、なぜ信じている。
もう、そんなことを言って、下を向いている場合ではないんだよ・・・・。
私が生きているほんの数十年の間にも、
日本は大きく変化している。
それはもちろん「悪い方」に。
そして今やもう限界に近づいている気配すらあるんだ。
私は思う。
今までのような「片付けに悩むような幸せな暮らし」は、
もうできないと思った方がいい。って。
そんな中、
さすがに多くの人が気がつき、
本気で変わらなきゃいけないと
行動に移し始めているのに
片付け業界は、まだまだ眠ったままだ。
百均で収納グッズを買って、
「捨てること」を礼賛し、
「楽すること」を価値の上位に置く。
そんなこと
いつまで続けるつもりなんだ。
そのあなたのそんな「楽して素敵ライフ」のかげで
どれだけの犠牲を払っていると思う。
口が悪くてごめんよ。
ムカつく人も多いと思う。
もう、私は自分に嘘はつけない。
片付け業界はもうこのままじゃあ、
頭お花畑集団と言われるようになるよ。
時代は変わったんだ。アップデートしなきゃいけない。
あなたが買って、あなたが捨てたその「モノ」のことを
ちゃんと理解せずして、なんのための「片付け」なんだ。
モノと、人生と、ちゃんと真っ直ぐに向き合うための
ライフオーガナイズの片付けのはずじゃなかったのか。
その「モノ」はどこでどのように作られたのか、考えたことはあるか。
その「モノ」を作るために、どれだけ環境を痛めつけてきたか、
その「モノ」を捨てたら、瞬時にあなたの目の前からは消えるが、
この世界から消えるのではないよ。
自分のいらないものを、
箱に詰めて海外に送った段階で思考停止して
いいことした気になってんじゃないよ。
なぜこんなにモノが安いのか。
なぜこんなに暮らしはモノで溢れてしまうのか。
なぜ片付けもままならないくらいあなたは忙しく働いているのに、
それでも心が満たされていないのか。
なぜあなたはいつまでも、自分に自信を持てないのか。
片付けの悩みの全ては
この社会の「歪み」から発生している。
何十年も前から始まった「歪み」によって
色々と問題が起きてきているんだよ。
「おかしい」
片付けはそこに気がつくための
一番身近なキッカケなんだ。
散らかった部屋の片隅をじっと観察しながら
今度こそ逃げずに、自分に問いかけることから始めよう。
「なぜこうなった」
「本当は私はどうしたい・・・❓」
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