あなたは子供からどんなオトナに見られているか、意識したことある?
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日カフェにいたら、
隣座った四人家族の会話が聞こえてきました。
幼稚園年長さんくらいの妹ちゃんが何かお兄ちゃんにしたらしく、
ママの逆鱗に触れたのか、ずっと
「○○、サイテー。ほんとサイッテー。なんでそんな事するのよ。信じられない。サイテー。マジサイテー。」
と、連続で言ったんです。
で、その子は黙ってその攻撃に耐えているようでした。
その後、しばらくして
今度は
ママはまたその女の子の事に対して
「○○ちゃんは、ほんと手がかからない良い子よ。
小さいころからこういう場所(喫茶店)に
連れて来てもじっと座っているし、
ほんと手がかからない。
誰かさんとは違って。」
と言うものだから、
「お友達の誰かと比較しているのかな?」と思いきや、
その女の子ちゃん、小さい声で
「おにいちゃん」と言ったんだよね。
ん??
誰かさんとは、お兄ちゃんの事か?
お兄ちゃん(小学低学年)はぶすっとして黙ったまま。
おじょうちゃん、君、今、
お兄ちゃんと比較されて、
ママから褒められたことをうれしく思っただろう。
でも、「手がかからない」とか、褒めているんじゃないぞ。
あくまで私の推測の範囲ですし、
事実のところはわかりませんから、聞き流してくれていいんですけど、
「親が子供をコントロールする」とは、こういう事ではないかと思うのです。
■よいこでないと愛されない

無条件で愛し付付ける事はなかなか難しい。
ママの意に沿わない事をすればしつこく「サイテー」と言われ、
ママの希望どおりの行動をすれば、誰かと比較されながら褒められる。
見事なコントロール手法です。
親の庇護がないと生きられない子供は、
親の影響を受けざるを得ない。
「きちんとしなければならない」としつけによる
自分を律する気持ちが悪いわけではないけれど
なんのためにそうしたほうがいいと判断しているか、が問題で、
その女の子の「喫茶店でおとなしくじっとしている」という行為の目的が
ママに怒られないため
だとしたら、それは本当の意味できちんとした教育になっているのだろうか。
「自分のこうしたい」という気持ちに忠実に生きるのではなく、
「誰かの正解」を追い求めてしまうのは、
こういう小さなころの刷り込まれた記憶からの行動なのかもしれません。
■監視者のいない状態になると暴発する
これまた私の一瞬の観察による状況なので何とも言えないけど、
その子はママが席を立っていなくなった間、
パパの前でグズグズと駄々をこね、床に座り込んでいました。
ある意味、パパの前でわがままが言えるだけ、良いのかもしれません。
理想論を言っている事は重々承知の上だし、
私が見た状況が、その家庭の真実である可能性だってとても低いから
あくまでフィクション的に聞いてもらえたらいい話なんだけど、
似たような子供への接し方は、あちこちで見る事実でもあります。
■そのうち子供はあなたを見抜く
ママも人間だから
激オコな時もあるでしょう。
何かご主人様にイライラが募っていたのかもしれません。
感情を全て封印して菩薩のように生きることもまた、人間らしくないとも思います。
でも、
「あなた」という存在から
子供が何を受け取っているかを意識する必要はあると思います。
賢い子ならぱ、早々にあなたの本質を見抜くかもしれません。
少なくとも、
ママの言う通りに動けばお兄ちゃんよりも愛される・・・
なんていう思考の持ち主に育てる事が
その子を幸せにするとは
私には到底思えないのです。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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