こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です!
人って、だいたい他人にはごく簡単に「捨てろ」って言います。
自分のものは、捨てられなかったりするのにね。
それはなぜか。
相手が「大切」と思う価値観を理解しようとせず、他人の持ち物について「自分の価値観」でいるいらないの判断を勝手に下してとやかく言ってしまうからです。
そりゃ、抵抗されるのは当たり前です💨それが60overであったとしても。
そんなこんなで、今回は娘さんから、お母様のご自宅のお片づけを依頼されました。
目次
■家族から言われる「捨てたら?」は反発&抵抗を生むだけ。
ライフオーガナイズでは、「捨てましょう」から始めないお片付けとして有名です(有名かどうかはわかりませんが。)
それはお客様に甘い顔をして媚を売っているわけでは無くて、へたに「捨てましょう」とこちらから誘導すれば、お客様によけいな反発&抵抗を生むだけで、良い結果にならないからです。
例えその時点で素直に捨てたとしても、あとあと「捨てさせられた」という気持ちがずっとくすぶってしまったのでは幸せなお片付けとは言えないですしね。
それは親の片付けに悩む方も、子育て中のママも同じです。
一見ごちゃごちゃ置いてあるモノ達を「そんなの捨てたら?」と言ってしまったら「この人は私の大切な宝物の事をわかっていない」と思われたり、モノにたいして必要以上の執着を生んだりして、結果的に全てを「捨てない!」と抱え込まれたりしがち。
人の心はあまのじゃくですからね(*´Д`)💨(え?私だけ?じゃないよね)
■家族からの「捨てたら?」攻撃と捨てられない自分を責める二重苦
「親の片付け(おやかた)」という言葉もあるくらいですから、親がモノを抱え込む癖に困っている人は多いのでしょう。
でも、聞いていたら、「あれも捨てろ、これも捨てろ」と上から目線で責め立てられている様子・・・。
そして、本人も「片付けが苦手だから・・・」「親にもよく言われたのよ・・・」と辛そう。
たかが片付けが苦手なだけなのに、親からも旦那からも、子供からも、こんなにも周りから責められて、そして自分でも自分を責めて。なんという肩身の狭さでしょう。ちょっとかわいそうなんですよね。
「捨てろ」っていう言葉の持つ意味、考えた事あるんかしら・・・。自分が言われたらどう思うか、ちょっと考えてほしいんだけどなあ。
■「60オーバーのお片づけ」よくある特徴
・趣味が多い
よくあるパターンがこれ。皆さん、とっても趣味が多いのです。今現在のものもあれば、過去のモノもある。でも、せっかく学んだものだから、捨てられないんですよね。
テキストも、作品も。
・無意識にちょい置きをする
オーガナイズ作業中でも、判断に迷うものが絶妙な隙をついて、シートとシートの真ん中の空間に置かれる。
「えーっと・・これは、どちらの分類でしょう(;・∀・)?」と、改めて聞くと、も一度考えて判断してくださるけど💦
これ、本当に無意識なんですよね。タンスの上や、家具と家具の間に、ちょい。
積まれた荷物の上に、ちょい。
片付かないのは、この無意識の仕業が大きい。無意識だけに、本人は気が付けないしね。
・モノに思い出がくっついている
思い出のモノは捨てにくいけど、人生を重ねれば重ねるほど、思い出がくっついたモノは増えていくばかり。幸せな思い出ならばまだいいけど、「中途半端にやり残したもの」や「叶わなかった夢」というあまりうれしくない思い出モノまで残してあるのは、ブルーな気持ちを拡大させるだけ・・・と思うのだが。
・人づきあいで買った・もらったモノが多い
母の日、父の日、敬老の日。プレゼントをもらうのはありがたくても、結構「趣味じゃないのよね。。」と、ありがた迷惑に感じていることも多々あるようで。そろそろ「モノ」のプレゼントの習慣はやめたらどうや・・・と、私は提案したいわ。(ギフトショップの人におこられるな。)
あと、ネットワークビジネス関連の「買わされた」も多い。わかっちゃいるけど、人間関係を壊さないために、仕方なく買っている場合もあるみたい。
むーむむー。
・孫がいる
これ。これはもう仕方がない。まず、子供が手が届く範囲にモノが置けなくなる。どんどん成長するから、どんどん置けなくなる。オモチャが増える。なにより、エネルギーを孫に取られるから、片づけする余力がなくなる。かわいいんだけどね。
■まとめ「プロの手を借りましょう。家族のためです。」
オーガナイズ作業の様子を見ていたお客様のご主人様が、「次も来てもらったら?キッチンやってもらったら?私が作業の費用だすから。」とおっしゃってくださったのには驚きました。
そして「私も本当はすっきり暮らしたいんだよ。」と一言。
苦しんでいたのは、片づけられないご本人だけじゃないんですよね。やはり家事リーダーを差し置いて、片づけをやるのは、家族であっても難しいから、我慢するしかないし、
手伝ったとしても、5分に一度「もう捨てなよ」と言葉に出てしまったら、けんかになったり、やる気をうしなったり・・・と思うようにいかない。
ご家族の「捨てなよ」の言葉の裏側には、さんざん片付けを手伝おうとしたからこそ、「捨てないと無理」と実感があったから・・・なのかもしれません。
ライフオーガナイズの片付けは、「捨てないと片付きません」とは言いません。
逆に「捨てる」にフォーカスせず、「自分の大切なもの」にフォーカスを当てるという、全く逆の発想で片付けを進めます。
捨てられるという恐怖や、片づけられない自分を否定される・・という不安を感じることなく、自分が大切にしているものと、なんとなく、しかたなく持ち続けていたものを「分ける」作業で、
「即捨てる」判断をしなくても、あなたのペースで片付けを進めていきます。
捨てなくても、快適に暮らせるように整える事は出来るし、納得がいけば「もういらない」と即手放すこともできます。
大切なことは、片づけの途中、お客様の笑顔が途切れない事。
楽しく片付けしなくちゃ、意味が無い!
今回は娘さんからのご依頼での作業でしたが、自分で言うのもなんだけど、良いプレゼントになったのではないかな(^^♪と思います。(・・・金券でもお片付け依頼を受けるようにしようかな。)
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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