家庭科・エシカル消費

家庭科教育はうまく機能しているのか。

最近の家庭科教育には、片付けも、環境問題の事も、しっかりと盛り込まれているらしいと、お客様から聞いた。ではなぜ、子供たちは片付けを「他人事」のように考えているのだろうか。

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こんばんは(^^♪
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

昨日のセミナーのあと、お客様といろいろとお話をしている中で、家庭科教育の話になりました。

最近では、片付けも、SDGsも家庭科の中で教えられているそうで、私たちの時代から、やはりどんどん進化しているようですね。

でも、ではなぜに、いまだに世のオカアサン方は、「子供が片づけしない」と悩んでいるのでしょうか。

家庭科の授業は、全く実践されていない・・・と言われても、これでは仕方ありません。

何が足りないのか。何が障害になっているのか。

わたしなりに考えてみました。

 

■学校で教わるのは「知識」。それを「家事スキル」に昇華するためには・・・?

お金の使い方なんて項目も家庭科の中にはあるようだ。大切~💦そんなの昔からあった?

一つ考えられる事は、学校で教わるのは「知識」のレベルだ・・という事です。

私たちが大人になってからあれこれと取得に励む「資格」も、資格を取っただけでは活用できないまま、しらないうちにうっすらと忘れて行ってしまうように、

子供たちが家庭科の授業で学ぶいろんな事は、「知識」しかも、その入り口に過ぎないという事ではないかと思います。だって、いろんな事を広範囲に学ぶわけですからね。

家庭科は「入り口」なんです。

それをどうやって、それぞれが家に持ち帰り「おもしろい」と思っているうちに実践できるのか・・・は、やはり私たち親にかかっていると言わざるを得ません。

 

■子供の活躍の場を与えているか

「お手伝いはもういいから、あっちで遊んでいてよ」と言いたくなりますが・・

そこで問われるのは、親が子供に「活躍の場」を与えているか・・・という事です。

子供が家庭科で学んできたことをお家でやろうとしたときに、「忙しいからまた今度にして」なんて、言ったりした経験がある人、もしかしていらっしゃるのでは・・・?

私ももしかしたら、言ったかもしれません。

 

やらせてあげたとしても、ついダメ出ししたり、やり方にケチをつけたり・・・。

そんなひどい親、いないよ、とあなたは思うかもしれませんが・・・

なんだろう。親っていうのは、どうも

すっごく無自覚に

子供に対して「上から目線」が通常モード

だったりするのです。

 

そりゃ、親の尊厳を維持するのは大切なんですが、まだまだ初心者マークの子供たちが家庭科スキルを高めようとしている時に、

ざばーっと頭から水をかけるような事は、あってはならないと私は思うのです。

無自覚だったとしても・・・、ね。

 

■自主的にやるとは限らない。教科書を親も読んで声掛けを。

「手伝い」ではなくて「遊び」の延長として家庭科をとらえたっていいのでは。

 

もちろん、子供たちが学校で学んできたことを即、家で復習しようとするとは限りません。

ちゅーか、そんな子供なら、たぶんお利口なんで、オカアサンも安心してやらせてあげているかもね。

 

ほとんどの子供は、学校で家庭科を学んでも、家に帰るころにはすっかり忘れてゲームする事しか考えていないのが大多数だったりして。

だからこそ、こちらから水を向ける事も、考えなくてはいけないかもしれませんね。

 

例えば、そろそろ味噌汁の作り方を習ったな・・と思ったら、ちょっと味噌汁づくりを頼んでみるとか?

どんな事を学んでいるのか、算数や国語の教科書は見た事があっても、家庭科の教科書は見たことが無い・・という親御さん、多いんじゃないかな。(私もみたことない。家政科出身なのに。)

それを見たら、自分が思うよりも、子供っていうのはいろんな事をすでに学んでいると思うでしょう。

 

いつまでも、なにもできない「子供」という思い込みこそが、

子供の可能性をつぶしているかも・・・・。

 

■家庭科ってのは、人生のベースを作るもの。「大切なんだよ」と子供に常に話をしておく

家事という仕事の価値を認識していないのは、あなた自身・・だったりして。

受験に関係ないから、家庭科はテキトーでいいよ・・・

と、もし親が思っていたら、そりゃ子供は料理も掃除も片付けも、お金の使い方も、

「どーでもいい事」と捉えても仕方がありません。

 

でも、そうじゃない事は、今、あなたが一番わかっているのではありませんか?

 

旦那がなんにも手伝ってくれない事に、手伝えるスキルもない事に、こんなにもイライラしているのは、旦那様に「家庭科」スキルが欠落しているからではありませんか?

お姑さんから「不出来な嫁」扱いをされて悔しい思いをしたのも、「家庭科」スキルが足りなかったせい・・ではないでしょうか。

受験に関係ない事で、人生にはとても大切な事って、いーーーーーっぱいあるはずです。

 

だったら、それを子供に伝えてあげましょう。

一緒に家庭科の教科書を見るところから始めてみましょうよ。

「へー!こんなことも教えてくれるんだ。ママの時代には無かった」なんてママが言ったら、

しっかりと覚えてきて、ママに教えてあげよう、と思うかも。

たぶん、子供の家庭科の授業に対する心構えは180度転換すると思いますよ(^^♪。

 

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