女性主導の家作りが増えているからこそ。今日のテーマは「あなたのご主人様の気持ち」。
■徳島・脱力系お片付け・ライフオーガナイザー®竹内真理のブログ■
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こんばんは
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
最近の家作りは女性主導・・・という話は、いろんな工務店さんから伺います。
ご主人様がお仕事で忙しく、打合せに来られない。
「君が好きなように建てればいいよ」と言ってくれている。
いろんな状況はあるものの、たしかに女性主導の家作りは多いように思います。
家の管理の主導権を女性が握る事が多いからこそ、
その女性が使いやすいように、暮らしていて幸せを感じられるように、
ご主人様が家作りに関して「一歩引く」というのは、家族円満の秘訣でもあるとは思います。
だからこそ、今日のテーマ。「ご主人様の居場所を快適にしてあげる」という事を忘れてはいけないと思うのです。
目次
■一畳少しの書斎を確保するのが関の山
「最近の男性は、家に自分の書斎を一畳少し確保できたらいいほうだ」なんて、
ほんまかいな、と思うような意見すら、耳にした事があります。
男女平等という言葉も「当たり前」と思えるような今の時代、女性の家庭における力は、なんだかんだ言いながら強くなっています。
でも、だからといって
旦那様を蔑ろにしていい、という話ではありませんよね。
「だって、ダンナは忙しくてほとんど家にいないし、子供の面倒もあまり見る時間がないもの」
という気持ちもあるのかもしれません。
でも、だからこそ、たまに家にいられる時間は、ご主人様にとって
とっても貴重であるはずなんです。
二階の片隅にある「ご主人様の書斎」は、リモートワークも増えるかもしれない仕事の場としても、
家宝の「ワンピース全巻」を並べるためにも必要でしょう。
でも、本当は家族のそばにいたいですし、
いられるような設計にしてあげてほしい。
リビングにだって、「ここは俺の場所」と思えるような気配りがあったら、
ご主人様はどう感じるでしょうね。
■ご主人専用の椅子を置く
ちょっとタイトルは忘れちゃったんですが💦
建築系の本に「ご主人専用の椅子を置いてあげましょう」という言葉がありました。
私はその言葉を読んで、自分の意識が変わったんですが、
その本には、たしか「ダイニングチェアも、ご主人の椅子は特別に肘掛付きにしてあげるとか、
ご主人専用の一人がけソファを用意してあげるといい」
みたいなことを書いてあったように思います。
えーーー、と思う人もいるかもしれないけど、
私はある意味、これは良い案かもしれない、と思ったわけ。
■「一家の主」としての背景を作ってあげられるのは、あなたしかいない

ふと気が付けば、一人ぼっち・・・なんて。人生辛すぎる。
片づけサポートに行っても感じる事だけど、イマドキのパパは本当にやさしいし、結構家事も手伝ってくれている人が多い。
衣類管理も、なんなら自分の分は自分でやっている。
私たちの時代よりもさらに、男女平等は進んでいるのです。
正直、いろんな事の本当の決定権は、実質ママが握っている事が多い。(何を買う、子供の教育、インテリア、食べ物の選択、収納方法、なんなら家電などの購入も・・・)
だからこそ、「一家の主」としての「カタチ」というものを用意してあげないと、
男性の中には、家庭に居場所がなくなっているような人もいるんじゃないかなと思うのです。
片づけをした後のご感想では
「主人がとても喜んだ。ほんとうは散らかっている事を何とかしてほしかったけど、私には怖くて言えなかったらしい。」
という事もあります。
男性は、奥様に気を使っているんです。
めっちゃ。
それにね、ここだけの話、
「立派なお父さん」という席を用意する事で、
「立派なお父さん」の仮面をかぶらざるを得なくなるかもな、、、なーんて、
姑息なキモチも湧き上がってきたような、来なかったような。
■普段、ご主人様はどんな状態でリラックスしている?またはどんな状態でリラックスしたいと思っている?

だらッとしたいときもある。
まあ、「カタチから」とはいえ、
ご主人様が望まないのに勝手に「一人がけソファ」を買ってあげても、
全く座らなかったらムカつくから、
まずは、ご主人様をよーく観察してみる事が第一です。
今の家で、ご主人様はどんなふうにくつろいでいますか?
もし、「いつもリビングのテレビの前でゴロゴロしている」というのであれば、
リビングで遊ぶ子供のそばで居たくてそこにいるのか、
テレビを見たくてそこにいるのか、
ケータイを見て寝っ転がりたいから、そこに転がっているのか
床がいいのか
ソファでもいいのか、
本当は静かなほうがいいのか
ちょっとうるさくても人の近くがいいのか
おなじ「リビングゴロゴロ」でも、いろんな見方が出来るものです。
書斎を二階に作っても、結局は人恋しいからリビングで過ごすご主人様は多いのです。
家族とわちゃわちゃ過ごす時間は、うっとおしくも幸せな時間でもあります。
旦那様が常にいる居場所は、
二階の寝室の奥の奥の奥の院みたいな場所にある「一畳書斎」で本当にいいのか。
テレビの吸引力がかつてより減って、
家族が居間で食卓を囲んで会話を交わす
「サザエさん一家」みたいな団らんが叶いにくくなった現代の家族において、
陰が薄くなりがちなパパが、
それでも子供たちとよい距離感で関わりつつもリラックス出来て
「家に帰りたい」と思ってもらえるような家作りをしてあげられるのは、
ご主人様の事を一番よくわかっている
あなただからこそ、出来る事です。
■家族の絆を深めるために効果的な、今の暮らしの中での「旦那様の観察」
新築をきっかけに、けんかしたり、不仲になったりする家庭もあったりしますが、
新築をきっかけに、家族の絆を深める事も、また出来るのです。
「観察力」と「思いやり」。どうせ発揮するなら、家をたててしまう前に。
家を建ててしまってからでは遅いんです。
家を作るとは、「家族の居場所」を作る事。
そして、最終的にそこに残るのは、あなたと旦那様です。
子供や、捨てられない「モノ」の居場所にばかり気を取られている場合では、ないと思うんだけど、
あなたはどう思いますか?
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
★脱力系ライフオーガナイザー 竹内真理の素顔★
インテリア業界に関わり続けて約四半世紀。独立して片付け(ライフオーガナイザー)の道に進む。ニックネームは「まりお」。
子供は2人すでに独立し、今は猫の「まめち」と気ままな2人(?)暮らしを満喫中のアラフィフ戌年生まれ。特技は空手、弱いけど酒好き。人生の一大イベントである「家作り」を通し、暮らしや家族、モノとの関わりにおいて、主体的に「幸せに生きる事」を選択する人を増やす事が私の使命です。
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