日本人の若い人の幸福度ランキングが最下位から二番目というデータが出たらしい。で、こんなに物質的に豊かなのに発展途上国よりも幸福度が低いのは、「常に他人との比較にさらされているから」ではないかと。「他人との比較」は大人の私達でもハマってしまう落とし穴だ。「他人からの比較」の世界から抜け出して、自分らしい幸せを見つけるためにはどうすればいいのか。
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
自分にとって大切なモノはなに?
ライフオーガナイズの基本の質問です。
でも、実際のところ、大切なものなんてたくさんありすぎて一つには絞れないし
まあまあ難しいビッグワードなんだけど💦💦💦
「好き」を見つけ出すヒントはこちら↓
でね。
私は、小さいころからずっと
部屋の模様替えから、インテリアから、片付けやら
「住まい」に関しての情報を追っかけるのが大好きで
起業してからもずっと、この好きな分野の事をずっと考えていても苦にならないくらいだったのに
なのに、最近どうも
それらに夢中になれなくて
自分の「好き」がわからなくなっちゃった。
私のやっている事って、意味ある事なのかなって。
え、片付けのプロなのに、何言ってんの?
■行き過ぎた完璧主義にギモン
私がジレンマに陥っている一つはっきりしている理由は、
片付け業界の全体的な「目指すゴール」がなんだかんだ言って画一的な事と
「映え」を目指すために、ついついくらしの中に「完璧さ」を求める風潮が蔓延した事、
それが加速しすぎた結果
多くの人の劣等感を強めているように思うから。
家事の外注も一般的になって、さらに
プロなみの完璧収納が「あるべき一つの形」みたくなってしまうのも
なんだろーなー、言葉にうまくできないけど
窮屈ちゅーか、なんちゅうか。
■片付けよりも大切な事
もちろん片付けが不十分だと
機能的にも、心理的にもデメリットが多いから
大切な事には違いないんだけど
でも、あまりにプロなみにハードルが上がった「理想のゴール」をみんなが目指しちゃうことって
そこがなんか冒頭に述べた「若者の幸福感が低い理由」と重なるような気がして。
これは収納だけじゃなく、
ファッションや美容、家作り、ライフスタイルなど
全てに言える事なんだけど
それら「素敵100%」の人が、一部のプロだけではなくて
結構身近な、自分達と環境がそう変わらない一般の人達のクオリティの高さが
手に取るように見えてしまう今、
情報を受け取る一人一人が、比較の罠にやられないように
心理的な防御をしておく必要があると思うんよ。
片付けに関して言えば
ほんとうはそこまでいかなくても、そこそこ快適に暮らせるかもしれないし
「スッキリ素敵」以外のゴールだっていくつもあるのに、
大多数の人が、同じ方向に向かっているものだから
狭い範囲で「優劣」が生まれちゃうだけの話なんだと。
大切なのは、片付けをして幸せになる事のはずなのに
「比較」で苦しむ羽目になるとは、これいかに。
■自分の「好き」を見つけると「比較の罠」から抜け出せる
だから、その「比較の罠」から抜け出す一つの方法として
人とは違う自分なりのオリジナルなゴールを目指すほうがより楽しい
という価値観を私は打ち出したいんだ。
全部オリジナルは難しいのではじめは「少しだけ個性を取り入れる」からでいいと思う。
「意識して外す」
「人と違う事のほうに価値を置く」
「より自分に合う方法にカスタマイズする」
そんな小さな工夫を重ねる事で、いつの間にか「他人との比較」から離れていくように思うんだよ。
■まとめ 「オタク気質を持とう」

みんなと同じ道を行ける羊もいれば、はぐれちゃう羊もいる。でもはぐれちゃう子が悪いんじゃないよ。みんなのいく先が、もしかしたら崖かもしれないからね。
家作りに関わっていたら、
多くの人の持つ「理想の家」がどれもほんとによく似ているのを感じるから余計なんだけど
どうも私達の「幸せのカタチ」はある程度コントロールされちゃっている。
それこそが「比較の罠」にハマる大きな原因なんだという話でした。
そう考えたら
「人に理解されなくてもいいから、私はこれが好き」
っていう、いわゆる「オタク気質」みたいなものが
「比較の罠」から抜け出す一つの有効な手段かもしれないね✨
「あなたは何が好きですか」
すぐにスパン!と答えられる人は少ないと思うけど
その答えはあなたの部屋の「無意識で集めてきたもの」達の中にヒントがかならずあります。
片付けで、あなたの中の気が付かなかった「オタク気質」の種を探し出そう!
突き進め!マイウエイ!
片付け・引っ越しアドバイス・インテリア・家作り相談。各種
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