ありがとうとか、大好きと言われたらめちゃ嬉しいよね。天にも昇る気持ちになるよねっ。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。

生徒からポジティブな声がけをもらうと
私は単純だから、めっちゃ喜ぶし
そのクラスに対する愛が何倍にも膨れ上がる。
本当はその「先生大好き」は嘘かもしれないし
おべんちゃらで、
「先生はこういっとけば機嫌が良くなる」と思っての行為かもしれないよ❓
でも、それでもいいから「言ったもん勝ち」だし
言われた方も「信じたもん勝ち」だと思う。
愛のリアクションは、
嘘でもいいから、やればやるほどいい。
やがて嘘が本当になる。

🔳「ありがとう」と「笑顔」は出し惜しみすんな
わたしの行っている学校は、
生徒が先生とすれ違うときに必ずなんらかの挨拶をする決まりになっている。
だから、大人に対して自分から行動するコミュニケーションに慣れていくんだ。
自分から「おはようございます」と言えるのは、社会人になった時にとってもいい財産になる。
みんな明るくて主体的に動ける子が好きだからね。
決まりとなれば、どんな引っ込み思案な子でも挨拶するし、
「学校はルールでがんじがらめ」などの悪評もあるけれど
私、この「挨拶はすべし」というルールは悪くないと思う。
人に会えば、挨拶。
何かをしてもらったら、ありがとう。
いただきます、美味しい、嬉しい、綺麗。
大好き。
そんなことを言ってもらって、
嬉しくならない人はいない。
そこに心がそこまでこもっていなくても
ポジティブリアクションを大袈裟に取れると
相手には本物の愛として受け取られて、
次また他の誰かに、愛の波紋が広がっていく。
クレープ屋さんで出来上がったクレープを
お客様に渡したら、
無言の仏頂面で受け取る人が結構な率でいる。
何気に、それがすっごく辛い。せめて口角くらいあげてくれよ、と思う。
だから笑顔で「ありがとう」と言ってくれる人がいたら
私たちは、めちゃ嬉しくなって、
後から「さっきのお客様、神客や✨」と盛り上がっているのだ。
店の人も人間なんよ。自動販売機ちゃうんよ。
しかしまあ、本当に
そこまで、みんな「ありがとう」と言ってくれない。
まるで私たちのことなんか存在していないかのように見てはいない。
多分、「サービスする側は客である自分より下」という間違った観念を持っているんだろうと思う。
人に上下なんてない。
そんな当たり前のことすら、
わからない世の中になってしまっているんだ。
まあ、いろんな人がいるのは仕方がないけども
ありがとうと笑顔なんて、タダだし
いい事しかないんだから
やったらいいじゃんと思うのは私だけか。
🔳家事をやってくれている家族に「ありがとう」と言えているか

ご飯を作ってくれてありがとう。片付けしてくれて、ありがとう。毎日のことだから言いにくいって❓いやいや、そこを言うんだよ。毎日でも言うんだよ。それだけでママは変わる。それに、あなたも変わる。
片付けに悩む人が、なかなか減らない理由は
突き詰めれば、
家事というもののネガティブな捉え方のせいだと思っている私。
だってさ、「片付けすれば漏れなく一億円配布」みたいな補助金があれば、
絶対するよね❓みんな、血反吐を吐きながらでもするよね❓
そこなんよ。
つまりは「片付けをするメリット」が薄い割に、
案外難しいからみんな嫌になるんだ。
片付けのメリットは
自分や家族の暮らしを快適にすること。
ズバリ言えば、それだけ。
ホワっとしている。
やって当たり前、とすら思われていて、
やらない時だけ、ぶつくさ言われ、
頑張っても「ありがとう」の言葉はない。(やれてて当たり前だから)
しかも、片付けはいまだに基本「女性の仕事」とされていて
家族の協力もなかなか得られず、「やってよ」と言えばウザいと思われる。
今や、片付けを含む「家事」の社会的地位と背景は地に落ちていると言える。
そりゃやりたくないわよ。
🔳世の中の「流れ」に流されるな
で、
この「家事仕事」に対する見事なまでの不遇な状態には、
裏があると、実は私は思っていて
昔は「家事」は女の重要な仕事であり、家を守ることは、
外を守る男性の仕事と匹敵するくらい大事な仕事として捉えられていたし
もっと時代を遡れば、
家事は、神事と同じとされていたんだよね。
仕事に価値があると思えばこそ、その仕事をやる自分に誇りを持てるし
大変であっても、その仕事をやる「意義」を理解して、やり遂げることもまた喜びだったりするのに
今は全くそうではないのは、いつからだと思う❓
日本の文化が、一気に西洋化して変貌した時に
私たちは、「家」という概念も、一気にリセットしてしまったんだ。
あなたが今、片付けしない旦那、感謝のかの字も考えず、わがまま放題の家族にイライラしつつ
一人自己犠牲的に片付けをして悲しい気持ちになっているのは、
あなたの旦那や子供が悪いのではなくて、
そういう「社会の空気」にあなたを含めてみんなが「流されて」しまっているからだ。
「ありがとうをいう」みたいな、
小手先の言葉がけでなんとかしのぐしか今は方法がないけれど、
せめて、本当の本質は、あなたの家族だけの問題ではなくて
社会全体の大きな問題なんだということに、ちょっと気がついてほしいなって思う。
なぜ、夫婦はこんなにもバラバラになってしまったのか。
なぜ、親世代と同居がこんなにも難しくなってしまったのか。
なぜ不登校がこんなにも増えているのか。
離婚率が高くなってシングルマザーの貧困がここまで増えているのはなぜか。
何度も言うよ。
あなたの問題は、社会の問題だ。
だからこそ、
目をもっと広い世界に向けよう。
賢くなろう。
本質はどこにあるか、
どうやったら幸せな家庭を取り戻すことができるのか。
片付けはそれを考え始める
ほんの入口でしかない。

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