ちょっとの「手間」を惜しまないことでお金の損失とゴミの削減が叶う。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。
皆さんはどんなフライパンを使ってる❓
私は40代まではずっと
テフロン加工のやっすいフライパンを
使い捨てで使ってました。
焦げ付きやすくなって手放したフライパンはおそらく10個はくだらないと思う。
今日はそんな話。
🔳柳宗理のフライパンを買ってみたらめちゃよかった。
私がインテリア雑貨店に勤めていた時
そこに雑貨好きなら一度は憧れる柳宗理のキッチンツールコーナーがあって
いつかは欲しいなーと狙っていたから
ある時頑張って買ってみた。
大昔、母親が大きな鉄の中華鍋を持っていたが
使いこなせず、流し台の一番そこでシャビシャビに錆びせていた記憶が過って
「自分に鉄のフライパンなど使いこなせるんだろうか」と
不安ではあったが
その日の売り上げが低すぎて恥ずかしかったのもあって
売り上げ貢献のために地腹を切ったのだ。
🔳洗ったら火にかけて乾かす。それだけ。
それをクリアしたら、
その独特な形としっかり重厚な感じがめちゃしっくりくるし
テフロンのようにするするとはしないものの
そこまで焦げ付くこともない。
炒め物も美味しい気がするし
鉄分も補給されてんのかなーと気分もいい。
洗った後、コンロにかけて水分を飛ばす手間も
慣れればなんということもなく、
ちょっと丁寧な暮らしをしている気分を味わえる。
時に、洗い物を後回しにした時に
フライパンが多少錆びたとしても
金属タワシでゴシゴシやれば
全然綺麗になるから平気だ。
元が黒色だから、そこまで丁寧に磨かなくても私はそんなに気にしない。
ちなみに厚焼き卵のフライパンも、鉄だが
結構いける。ずーっと使ってる。
使うほどに馴染むというのは、本当だと思う。
母キヌヨのために、小さなテフロンのフライパンを買ったけど、
柳宗理のフライパンとの重厚感の差がなんとも著しい。
使う時もあるが、「コーティング剤が剥がれたものはうちらが食べているのだろうか」という
妙な不安が時々頭をよぎる。
何より、素敵なのはこれを買ってから
一度もフライパンを捨てることは無くなったことだ。
つまり、もう新しいフライパンを買う必要はない。
もう死ぬまでコイツと一緒に暮らせるんだ。
なんなら、私が死んでも、誰かがこれを使ってくれるかもしれない。
大概のものは人より長生きだ。
そう考えたら、その短い人の一生の中で、
捨てなきゃいけないものって、なんじゃろか。
テイッシュや、生ごみとかの消費財はともかく、
服も、
家具も、
食器も、
道具も、
流行に左右されない、時を経ても素敵さを保ち続けるデザイン性と機能性を持つものならば
捨てなくてもズーーーーっと使い続けられる。
だから、そういうプロダクトを
ちょっと価格が高くても、その価値を認識できる消費者が増えたら
ゴミ問題がこれ以上増えることはない、という理屈になる。
「そんなことを言っても、私にはそんな高いフライパンを買う余裕はない」と思う人は
はじめの一歩として、中古品を探すところから始めよう。
私も服や靴は中古ばかりだ。
全然不都合はない。
まあ、話はずれたから戻すけど
テフロンフライパンの廃棄問題って、あまり聞かないけど
結構問題なんじゃないかって思うよ。
「一生物」の道具を増やしていこう。
想像以上に、いい気分になれるよ。
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