家族再構築‼️
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付け研究所員の
エクリュプラス竹内真理です。
春になると再燃するこちらのテーマ。
非常に誤解を生むテーマだから、
文句を言うならブログを読んでからにして欲しいんだけど
簡単に言うと、「男女平等」と言うキーワードに騙されるな。
平等を目指すのではなくて、
「違いを尊重して助け合う社会」を目指せばいい
と言うのが私の持論だ。
しかし、色々と調べていくうちに、
世界はさらに
「違い」による不平等をとことんなくして
女性を出産の苦痛から解放するための体外受精を進めていたり
そこまでくると、ついでに良い遺伝子で子供作りたいわよね、みたいな
なんか、命を工作みたいに自由に作れちゃう世界を目指している(なんならもう出来ている)
と言う都市伝説を垣間見て震えた。
授業で結婚や家事分担の話をしているうちに
「めんどくさ、もう結婚なんていいわ」と言った生徒。
理想論的にはそう思ってほしくない私はそう言われて焦るが、
そう思っちゃう気持ちは死ぬほどわかるだけに説得力もないという・・・。
遺伝子操作で育てやすくて優秀な子供を作る。
カプセルで育てて、腹を痛めずベビーがポンと現れる。
なんなら、生まれてからもポケモンみたいに、
都合が悪い時は子供をカプセルに戻せるという。
たまごっち❓
もし、本当にそんな世界が実現可能ならば、
そちらを選びたくなるのが、人間というものだろう。
🔳「他者と暮らす」ことの煩わしさから逃げずにいられるか
まあ、冒頭からぶっ飛びすぎてアレだから
話を戻すけれども、
高校家庭教育では
「家族」というものが非常に多様化しているし
個々の自由を最大限認めるべきだ、という論調で話は進む。
同性婚も、事実婚も大いに結構。
夫婦は共に平等に働き、財産も共有必要はなく、個人の自由が守られる。
しかも、なんなら夫婦の姓すらも別々でもよくなるように
今、法案を必死で変えようとしているから安心して✨
んで、子供も全て平等の権利を有しているから
浮気して出来た婚外子にも、財産は平等に分けてあげてよ❤️
ふむ。
え、結婚するメリット、ある❓
て感じよ。
いや、細かいこと言えばそりゃ婚姻届を出せばお国から色々と補助はもらえるらしいし、
メリットがないわけじゃないけどもさ。
もっと、若者が「結婚してえっ」で思えるような教科書であってもいいんじゃないの❓
違う❓
授業を進めるごとに、よくわからん、謎にブルーな気持ちになるんだけど❓
どうすりゃいいの。
結婚は確かに、大変だ。
他人と暮らすのは非常にめんどくさいし、
気も使うし、なんか仕事増えるし、
靴下とか落ちててイライラするし
片付けてくれないだけでブチ切れそうになる。
わかるよ。私が結婚について語るのなんて、おこがましいよ。そりゃ。
でも、若い頃、結婚して子供を産むのが当たり前、と思い込んでいたからこそ、
みんなが頑張っているからこそ、右へ倣えで自分も歯軋りかんで頑張った。
そして、子供を二人産んで、なんとか人口減少を自分の範囲内では現状維持に努めたんだ。
で、今、子供がいるからこその幸せをちゃんと味わってる。
超えてみないとわからない、後から来る喜びってあるんよ。
それが何、この教科書。
いいのこれで。
みんなもう、結婚しなくなるよ❓
少子化対策、する気ある❓
🔳現代のムーブメントは「家族とかいらなくね❓」
ぶっちゃけ
「家族」という共同体を壊したいんじゃないの❓と
教科書を読んでて思う。
「家制度」を「古臭い昔の考え方」として一刀両断するのもそう。
夫婦共働きで子育てが苦しいならば、速攻「家事の外部化をすればいい」って、
その前に親や親族を頼るという選択肢は無いんかい。
あなたの反論は想像できる。
「親や義理の親の助けなど、絶対借りたくない」という気持ち。
そんな人もたくさんいるだろうね。
でも、
これこそが、「分断」だよ。
私たちは、どんどんかつては存在した
地域コミュニティーという共同体から分断されて
個々の砂粒のような存在として弱体化させられているということを
気がつかないと手遅れになる。
大家族という仕組みや、地域コミュニティがしっかりとあれば、
託児所も、片付けサービスも、コンビニ弁当も、
あらゆるサービスが必要なくなる。誰かができちゃうからね。
産業的には、一人一人が独立して暮らす方が、きっとモノを消費するから良いのかもしれないし
また別の意図があるのかもしれないが
人がまとまって暮らすことは、
実はメリットがたくさんあることを
私たちはすっかり忘れて
その家族によるデメリットばかりを固く握りしめて、
頼れずに一人孤立し、苦しんでいるのではないか。
🔳忘れるな。人は一人では生きられない
壮絶な嫁いびりを体験したり
家制度に縛られて自分の人生を生きられなかった人にしたら
「お前、何ゆうとんじゃ」と思われるのは承知の上で
それでも地域コミュニティや家制度は
危機的状況に陥った時の強力なセーフティネットであることを忘れてはいけない。
全てのものには、良い面と悪い面が両方存在する。
個人主義も、家族主義も、どちらがいいとか、では無いことはわかってる。
ただ、今は、個人主義に偏りすぎているからこそ、
弱者と強者との二極化が大きくなっていて
少数の強いものだけが幸せになれる構造がどんどん激化している。
それは本当に幸せなことなのか。
今一度、考える価値はあると思う。
強者とて、いつまでも強者でいられる保証はない。
本当に困った時に、帰れる場所があるのとないのとでは、絶望の深さは明らかに違う。
そこまでイメージ出来ているか・・・・。
若い子たちと話をしていたら
そう思うんだ。
自分だけの幸せばかりを考えていたのでは、限界が来る。
自分の幸せを守るには、結局
全体の幸せを守らないと持続可能ではない。
人は一人では生きられないし
さらに言っちゃえば、この「国」が変われば、即終了のお知らせなんよ。
国を守るとか、いうと変な人に思われる
その風潮こそ、おかしいとなぜ気がつかない。
この激動の時代に、なぜ今、
「夫婦別姓」の議論を今せなあかんのや。
どうにも腑におちん。
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