怖さに向き合うのが怖いから、諦める。それが一番安心できるから。でも、本当にそれであなたは最高にパワフルなあなたになれているのかな。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
人って、自分の中で「見たくない」部分から
無意識に意識を逸らす
という特徴があると思う。
私も本当に意識していないところで
もう諦めちゃって意識を向けずに
そこを「無視」していたことがあったことに気がついたことがある。
それが「太い脚」だ。(なんの話❓)
🔳「脚はもういい」
私ね、
ダイエットしたいとか、
痩せたいとかずっと言っているけれど
もうすでに悩んですらなくて
「これでいい」と思い込んでいた場所があったんだ。
それが「脚」。
なぜって、
そもそも母親がめちゃ脚が太い人間だし
私も昔からずーっと足が太かったから
遺伝子だと思って諦めてた。
もちろん見せたくなくて脚の出る短い服は一切着ない。
エステに行っても
顔まわりやウエストばかりを気にして
「下半身はもういい」
と諦めていたんだ。
隠せば済む話。
私の足はこんなもんだ。
もういい。
そんな感じ。
🔳「脚がほぼ死にかけ」と言われた
でも、歳をとって、本当に体型がやばい・・と思って
とある鍼治療にかかることにしたんだけど
そこで言われたんだ。
「脚がほぼ死にかけてる」って。
鍼は、具合悪いところほど痛いらしく、
確かに、脚に鍼を刺されたら他の場所よりも格段に痛い。
本当に悪いんだ。いや、悪いだろうとは思っていたんだけど
私はそこに、意識を向けてあげることすらしていなかったんだ・・・・
そう思った。
「脚、ごめん」と強く反省した。
表面的な見栄えばかり、気にしていた。
コストをかけずにすぐに痩せそうなものばかりを探す
短期的なメリットだけを追い求めていた。
本質的な「自分」を
全く大切にしていなかった。
自分にお金をかけるなんて、もったいないと思っていた。
一番大切な「自分」なはずなのにね。
ずっと私を支えて、私の人生を私が生きる上で大切な働きを
具合が悪いまま、ずっと頑張って、黙って担ってくれていた「脚」に対して
私はなんて不義理なことをしていたんだろう。
そして、見るたびに「足が太い」「ダメな足」と
否定し、なんなら無視をする。
諦める。
そりゃ報われんわな。
本当に・・・ごめん。
私は脚を含めて、
大切な自分の体を整えるために、
それなりのお金を注ぎ込む決意をした。
🔳見たく無い問題に向き合う「勇気」
これは片付けも同じことで
散らかっている部屋ってのは、まさに自分自身だから
余計に直視するのが怖いんだ。
家族が散らかすというのは
自分と家族の関係性を表していることだし
物が多いということは、
自分が欠けているという意識が物を過剰に買わせてしまっているということだし
収納が狭いというのは
自分のいろんな問題をただすり替えて家のせいにして責任逃れをしているだけだし
時間がないというのも、
問題と対峙するのが怖いから逃げる口実として忙しくしているだけなんだ。
本当の問題と向き合う勇気=片付ける勇気
みたいになっている人、多いと思う。
だから、片付けというのはテクニックだけの問題では片付かないし
片付けのプロが行くのも、
その「自分と向き合う怖さ」を乗り越えるサポートのためや
より本質を見つけやすくするために存在するということだと私は思ってる。
もちろん
プロの「シンデレラフィット」や「適切な収納用品の選定」や「具体的な棚の設置」などがないと
完璧な収納の仕組みができないという人もいるだろうが
そもそも、収納なんて
初めからそこまで完璧に作り込む必要はない。
だって、物は流動する物だし
ライフスタイルも変わるし、
収納の完璧性なんて、一瞬の幻でしかないからね。
ケースが完璧に揃ったとて、
中身が混乱してくればなんとか整理するのはあなた自身だ。
だったら、
ちょっと不格好でも、
ちょっと不便でも
収納の仕組みは
自分で作った方がいい。
そのほうが、全然愛着も湧くし、
大切にそのルールを守ろうとする。
使い勝手を考えて、カスタマイズもできる。自分でね。
収納のプロの存在意義を全部否定するわけではないが
私は、こういう考えを
この仕事を10年続ける中で
持つようになってきてしまった。
今の片付け収納業界は、本質からズレてきてしまっているってね。
あなたの部屋は、
あなたの人生そのものだ。
だから、あなたが向き合い、
あなたが作り上げていくしかない。
ただ、自分一人では見えてこない世界もあるから
そこは他者視点もいるよねってところで
プロとしての経験は多少役には立つかもしれないが
基本的には、
私はあなたがもともと持っている
「片付ける力」つまり
「より良く生きる力」を信じてそれを活用できるようにしたい。
ただ
そのためには、「自分にはできない」と思い込んでいる
ストッパーを外さないとね。
人生を変えるきっかけが必要だと思ったら
いつでもご相談ください。
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