高校生が書く「食」についての作文を読んで、過去の自分を恥じた。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
夏休みの宿題として「食べ物は心のワクチン」という作文を書くというものがあった。
今日は、その作文をみんなに読んでもらう、という授業をしたんだが、
その内容に、最近ゆるくなった涙腺がまた崩壊しそうで焦りました。
■高校生はちゃんと親に対して感謝している。
今回、作文を読んでもらう事で、
みんながいかに部活や勉強に真剣に取り組んでいて、
それをまた、親やおじいちゃんおばあちゃんが総出でサポートしているのか・・・がわかった。
朝早くから起きて学校にいく子供に、さらにもっと早起きして子供の大好物を入れた朝ごはんと昼のお弁当をつくり持たせる。
暑くても、しんどくても食べられるような、そして栄養バランスもとれているような食事をつくる。
インスタに乗せていいねがたくさんもらえるような可愛いお弁当を作る。
えええっっ。すごくない?
本当にこんなことしている人、こんなにもいるんだ。
そしてまた、親たちは大変な事を頑張ってしてくれている、
と子供たちもちゃんと理解して、感謝している事がよくわかった。
ううう・・・。
過去に「おかあの作る弁当はいっつも茶色で恥ずかしい!」と娘に言われたことを思い出す。
あああ、私はここまで出来るスペシャルな母親じゃなかったなーーーー。
ごめんよ。私の子供達。
■「完璧に出来ないアカン親」としての自分の役割りとは
こんな風に、完璧なサポートをできている親御さんたちと比べ、
自分のダメさ加減をつい責めそうになってしまったが
親が完璧であることは、子供にとっては嬉しい反面、
今度自分が大人になったときに、
その完璧な母親像に苦しめられる場合もあるという事を
いちおう言い訳としてここに述べて置きたい。
というのも、
「母は片付けできた人だったのに、わたしは片付けが下手で」と
自分の親の有能さと自分を比較して劣等感を抱いているお客様ってけっこういるんだよね。
女子はついつい、母親と自分を比較するものだ。
比較対象がデキスギ君だと、なかなかに辛い。
逆に、アカン親だと、子供はしっかりと育つ可能性が高くなる。
「うちの親は家事が苦手だからな」と、
子供が自然とそこそこ料理の腕を上げたり
片付けが得意で親を助ける事ができた経験は
その子の自己肯定感を上げる事に繋がると思うんよ。
そもそも、
「うちの父は決して器用なほうではないが、一生懸命作ってくれる父の料理が私は大好きだ」
「本当は苦手なから揚げを頑張って作ってくれた時の、母の笑顔が大好きだ」
など、子供達はその「家事クオリティ」よりも
その裏側にある
「自分に向けられた愛」を感じ取って、ちゃんと感謝し、
「お父さんお母さんが大好きだ」と書いているのだ。
だから、ダメな自分を否定したりせず、
苦手な事があっても、逃げ出さず努力している背中を見せたり
時には手を抜いてもいいんだよ、と笑顔で自然体に生きるモデルとなってあげる事も
貴重な教えだと私は思う。
さらに徹底的に、家事が苦手なママよりの意見を上げるとすると
助け合って共に暮らすという究極の理想像は
何でも出来ちゃう「スーパーお母さん」では実現させにくいと思うよ。
だってやる事ないもん。
それぞれの正解がある。
完璧な人なんていない。
外部からの声、
例えば
「こうすべき」
「がんばるべき」
などの他人軸に
縛られることはない。
あなたが自分軸で感じる
心から「やりたい事」「してあげたい事」を精一杯やってあげて、
苦手な事は「ごめんね。」といい、
助けてもらおうよ。
どんなあなたでも、
こどもはちゃんと見てくれている。
たとえ口に出さなくても、ちゃんと本当は、感謝しているんだ。
自信をもって、
あなたららしく、あろう。
「あなたはどうしたい?」
ほんとうに
私達は子供達から
既に愛をたくさんいただいているね。
心配ない。日本の未来はきっと明るいよ!
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