入社したばかりの新人に、社長業務を任せたりしないよね。
でも、母親業に関しては、
どんなに新人でも完璧に母親を演じることを求められる。
家事だってそうだ。
いやいや。しんどいって❗️
おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
竹内真理です。
先日、専業主婦の存在は「収納内部の隙間」みたいな話をしたんですが・・・
専業主婦を選ぶ人がいることって、なんかいいなって私は思ったんです。
お金よりも、もっと大切なことがあるという価値観って、素敵だなって。
でも、
専業主婦の是非についての議論は、
調べれば調べるほどに、いろんな意見があって
男性だけじゃなく、女性もすごく否定的な意見を持っていることが
見ていてうんざりしました。
私的には
「人のことはどうでもいいじゃん。専業主婦だろうが、働くママだろうが、好きに選べばいいじゃん。」と思う。
だって、それぞれの事情ってのがあるんだもんよ。
あと
もう一つ、
この議論には欠落している論点があるって気がついたのは
「慣れていない仕事はむずかしい」ってこと。
今日のブログは
✅専業主婦でいると周りの目が気になる
✅家事育児は大変だけど、そんな時代だから仕方がない
✅でも、家事と子育てと仕事の両立に、もう限界。死にそう。
とお悩みのあなたにピッタリの内容となっています。
ぜひ今日も最後までお付き合いくださいね✨
目次
■「家事なんて簡単」論が不幸を生む理由

私の大切な息子を頼んだわよ。めちゃ怖いプレッシャー。
私が片付けの仕事をしていると聞くと、多くの方が
「片付けなんて外注する人いるの❓」
「片付けなんて、誰にでもできるでしょ」
と言う反応が起きます。
「家事・育児なんて仕事のうちには入らない」と言う認識も多い。
お金を生み出さないからね。
「簡単」「お金にならない」この二つの認識によって、
女性が苦しんでいるのは、皆さんもご存知の通りなんだけど、
もう一つ、忘れている視点があると思うんよね。
それは「慣れない仕事は難しい」と言うこと。
だって、就職したばっかりの時に、あなた、即日バリバリ働けた?
家事育児歴の長い、私たちの親世代に
「うちの嫁なんて、働きにもいかずに家でダラダラしている。」なーんて言われてもそれは
仕事経験の長い大先輩が、入社したばかりの新人に
「仕事は簡単だよ」と言っているようなもんなんじゃないのかな。
若くして結婚してすぐに子供が出来たら、
「家事全般」と「子育て」
二つの会社の社長に、入社当初からいきなり就任したみたいな感じなんじゃないかと思う。
それでさらには
「お金を生み出す仕事もしろ」「共働き当たり前」なんて、
この社会は、若い女性にどれだけ冷たいんだ。
しかもさ、夫婦別産制だよ?えーーー?
そんなの、大丈夫なん?心配しているの、私だけなん?誰か教えて。
■仕事に慣れていないと、手の抜き方がわからないから「完璧主義」になる。

完璧にやっているように見えて、上手に手を抜くのが達人の技。
家事、育児は確かに、手慣れてくると効率も良くなり、仕事の片手間で出来たりもする。
若い人でそれをやっている人も確かにいる。
でも、そもそも子育ては効率で割り切れるものでもないし
どんな仕事でも
仕事に慣れない時は、手の抜き方もわからないものだ。
「ここは手を抜くと危険」
「これはテキトーでいい」
と言うポイントが混在しているからこそ、
家事育児は経験を積まないと「完璧主義」にならざるを得ない。
慣れていない=手の抜きどころがわからない=完璧を目指す=「大変」
という構図だってことに、
私も今気が付いた。
■教えられる機会がめちゃ少ないのに、いきなり実践!の「家事・育児」

裏側の大変さもあるはずなんだけど、表に見えるのは素敵な部分だけ。
「家事・育児」は、誰でもできる単純作業なんかじゃない。
複合的な知識が必要な高度な仕事だ。
でも、それらに対する十分な準備を、家庭で行うのが難しくなっているし
学校でもどんどん家庭科の時間が削られているのが現状です。
教えてもらえない。
塾や部活で、生活スキルを経験する場が無い。
サポートしてくれる親や地域社会が無い。
さらに、追加で有償の仕事もしなくちゃいけない。
私なら、絶対無理だ。
■考えられる唯一の解決策
以上の事を踏まえて、
今、私が考えつく唯一の解決策は
「女性が女性の敵にならない事」
かなと。
めちゃ消極的だけど💦💦💦
具体的にサポートしてあげられるならしてあげたいけど
なかなか、他人の子供や家庭に首を突っ込むのも難しい昨今、
せめて大変さを理解できている女性が
「敵にならない」というくらいが関の山かな。
案外多いのよ、女性が女性の敵になるって・・・。
でも、そんなんじゃ、子育てはどんどん悲しいモノになってしまうよ。
アナタから見たら、怠けているように思うかもしれない。
段取りが悪くてイライラするかもしれないし
甘えているように思うかもしれない。
でも、
みんなそれぞれの人生を生きているんだよ。
きっと、それなりに精一杯に。
だから、
見守ってあげようよ。
出来る事があれば、助けてあげようよ。
失敗しても、大丈夫だよって言ってあげよう。
■まとめ
とにかく、今日言いたいことは、
今の状態で、若い人が共働きをしながら、二人で子育てもしていくなんて
ほぼ無理ゲーなんだということ。
今の家庭科の教科書では、
夫婦二人でめちゃ働いて稼いで、
家事も育児も夫婦二人でやって
労力が足りない部分はお金をかけて外注しろって教えてる。
なんかなあ。
本質はそこじゃない気がするが、
明言できないから、ここはぼやっとごまかすよ。
なんせ、今、渦中の人達は
躊躇なく「助けて」と言おう。
ではまた!


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