中途半端こそが最強であり、最も難しい事、という説。
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おはようございます!
脱力系ライフオーガナイザー
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
うちの母、キヌヨは洗濯物が大好きです。
料理も片付けも、そんなに好きじゃないけど、
洗濯物は大好きなんです。
だからこだわりも強くて、
ちょっとの黒ずみも許せなくてなんでもかんでも漂白剤につけるし(色あせる)
子供がちょっとだけしか使っていないバスタオルも、絶対洗います。(ちなみにわたしは洗わない派。乾かして次の日も使う。だって子供じゃん。面積ちいさいじゃん。つーか、子供がふいたあと、自分もそれで拭くよ。)
でもね、キヌヨも昔はそうじゃなかったんだよ。
昔は一人一枚バスタオル派だった。それぞれが自分のタオルを干して管理し、何日か繰り返し使うスタイルだった。
こんな強いこだわり、いつ生まれたんだろ。
あ、すんません、脱線した。
とにかく、こだわりが強すぎて
洗濯物干すときも、こまかなルールがたくさんある。
アイテムごとに細々と干す場所が決まっていて、
特に服を北向きに干そうもんなら、しつこく怒られる。
いつ、だれに言われたのかわからないけど
ものすっごくこだわっている。
■「人に言われたこと」にすごく敏感に反応してその後の自分の在り方を変える母
キヌヨは布団もたくさんたくさん持っている。
その理由は知ってる。
昔、義理のお母さんに「来客用の布団も持っていないなんて」と言われたからだ。
それ以降、キヌヨは必要以上に余分の布団を持つようになった。
人から言われたことに深く傷つき、
次はからは絶対に同じことを言われたくない
と思うと、こんな感じになるのかもしれないなあ。
推測するに、先ほどの北向きに干す問題も
「キヌヨちゃん、服を北向きに干すなんて縁起が悪い。そんな事も親に教えてもらっていないの?」
とか、なんとか誰かに言われたのかもね。
人から何かを言われないように、
全方位完璧じゃないと
キヌヨは安心できない。
そんなの無理なのにね。
■「100点じゃないほうがいいんだよ」という価値観
だから、
ヘンにこだわっちゃう部分は仕方ないとして、
それ以外のそこそこどうでもいいところでは、
完璧を目指さないっていうスタンスでみんながいてくれたら楽なのになと思う時があるのです。
みんながせいぜい目指して50点も取れれは御の字・・・みたいな風になればいい。
小学校みたいに足が遅いと、徒競走の時に遅いチームの旗を持たされて、いちいち劣等感を感じたり(毎回体験済み)
勉強の弱いところを強化しなくちゃ・・と塾に入れられたり
キレイで金持ちで何でも出来るのに、「私は絵が苦手で・・」とか、
どこまでデキスギ君になれば気が済むんじゃい!と腹が立つ時もある。
でもねえ。
負け惜しみじゃないけども(負け惜しみか。)
デキスギ君はデキスギ君で問題がない訳じゃないのよ?
ママが完璧に片付けできる人だと、娘が劣等感を抱いてオトナになる場合だってあるし。
うまく言えないけど、
100点じゃないと価値がない・・
という、どこかでみんなが抱いているへんな思い込みを
外せたらいいのにな、と思うだけなんだよ。
もしかしたら、
いろんな価値観を認めるだけで、
そうなれるんじゃないかなとも思う。
出来てもいい。出来なくてもいい。
努力してもいい。努力出来なくてもいい。
大切なのは
「自分はどうしたいか」だけ。
もう、だれもあなたを責めないから。
そんな世界にうちのキヌヨが住んでいたらならば、
今のこだわり満載のキヌヨは存在しなくなるのだろうか。
それはそれでまた、寂しいような気もするけど(^^)。
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